何かやりたいことがあったときに、やり方がわからない時は「とりあえず想像できうる限りの単語で検索してみる」「本屋にいって、コーナーを探し、適当に本を立ち読みしまくる」っていうだけで、最初の一歩は踏み出せると思うのです。
— けんすう (@kensuu) 2018年3月17日
今から約20年前の深夜、「レンタルサーバーの始め方」という本を福岡の片田舎の本屋で手にして、ロリポップを立ち上げ、今があります笑
退屈な毎日や不満だらけの人生を180度変えてくれる、“キッカケ”なんて、そうそうやってこない。暗い井戸の底にいるのなら、先ずは手を伸ばしてみるしかない。たまたま伸ばした瞬間に糸をつかめる人もいれば、一生伸ばし続けてもつかめない人もいる。でも伸ばさない限り、糸はつかめない。
手を伸ばす、それはきっと、違う場所に行ってみることだったり、人に会ってみることだったり、ギャラリー巡りをしてみることだったり、本屋で気になる本を手にしてみることだったり、プログラミングを学んでみることだったり、部屋を掃除してみることだったり、するのだろう。
よくインタビューなどで聞かれる「キッカケは何だったんですか?」という質問。「そういえばあれがキッカケだったのかもな」なんてことが自分でも理解できるのは、10年後だったりするものなんだよね。
中二から登校拒否、引きこもりになってしまい全てを拒否する僕に、「こんな本があるよ」「こんな作家が今度展示をするよ」と機会を与え続けてくれた親に感謝をしている。親や大人がやるべきことは、自分の人生や価値観を押し付けることではなく、機会を与え続けることなのだと、親から学んだ。
編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2018年4月16日のエントリーを転載しました(タイトル改稿)。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。