変化し続けるものだけが生き残る

昨日はSHINOBY`S BAR 銀座で、久兵衛出身の寿司職人にお寿司を握ってもらいながら、ワインとバーのお料理も楽しめるイベントを開催しました(写真)。

年末に思いついて、2月に始めて毎月開催している企画ですが、資産デザイン研究所メールで募集すると、すぐに売り切れてしまいます。5月の募集も既に満席になっています。6月の募集を、今週のメールマガジンで予定していますが、こちらもすぐに埋まりそうです。

人気があっても、その上にあぐらをかいてはいけません。お客様は、常に「価値>価格」を求めています。ちょっとお得といった程度ではなく、ここでしかできない圧倒的な価値を提供できるように毎回改善を重ねています。

例えば、初回から人数は2割少なくしました。これは、お寿司のクオリティや、スムースなサービスを考えてのこと。収益的には詰め込んだ方が良いのですが、顧客満足度を優先しました。

また、お寿司自体も、職人の佐藤さんが、細かい改善を重ね、毎回レベルが上がっています。シャリの炊き方も改善し、ネタも工夫しています。今回は、大トロ、ウニといった人気のネタは継続する一方、イカの食べ比べ(墨と蛍)、貝の食べ比べ(帆立と平)、海老の食べ比べ(白と車)、白身の食べ比べ(平目と鮎並)というテーマを追加。リピートされる方にも満足してもらえるよう工夫しました。

自分が同じ状態で変わらないでいても、自分の周りの世界はどんどん進化していきます。相対的に見れば、変わらない自分は退化することになります。

そうならないためには、世の中の進化以上に自分が変わり続けなければなりません。

「現状維持とは退化」なのです。

時代の変化を超える新しい自分を手に入れ続けるには、過去にとらわれず、固定観念から自分を解放することが必要です。

お寿司のイベントに限らず、常に新しいことを求め、場合によっては捨てることも恐れない。もし、将来現状を守ることにこだわり、攻められなくなった自分を感じたら、それは神様からの「もうやめろ」というメッセージだと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年4月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。