「安倍やめろ」「麻生やめろ」の論理

『ジョジョの奇妙な冒険』のボックスセットに座る娘。彼女がこの作品に興味を持つのはいつなんだろう。全然、ジョジョ立ちではない。

それはそうと、昨日、考えていたこと。飲みの席でも話題になった。

首相官邸サイトより:編集部

安倍政権の支持率についての報道がTwitterのトレンドによく入る今日このごろ。野党は内閣総辞職、その前に麻生辞任への攻勢を強めている。支持率は基本、下がっているし、なかでも麻生辞任に対する声は強い。

ただ、ここで気をつけなくてはいけないのは、「公文書改ざん問題の監督責任」「事務次官のセクハラ問題」の責任をとって「麻生やめろ」というのは国民の意見として筋が通るものだけれども、「世論調査を見ると、内閣支持率が下がっっているから」「なかでも麻生辞任を求める声が多いから」という理由で「麻生やめろ」というのは、大間違い。これはポピュリズムみたいなもの。

世論調査も各社によってデータが違うからね。そうだ、世論調査といえば、「こんなにサンプル数が少ない調査で正しいのか」という声をTwitterで見かけた。これも間違いで。サンプル数は多いか少ないかだけの問題ではないからね。そして、すべての調査は「この対象に、こう調べたら、こうなった」という話。

こういう時だからこそ、冷静になろう。