国民民主党に衣替えをしても政党支持率は相変わらず1パーセント程度だということだから、玉木さんも大塚さんも頭を抱えておられることだろう。
何をやっても支持率は変わらないのかしら、などとガックリされても仕方がないのだが、まあ物は考えよう。
ゼロからのスタートを標榜されていたのだから、支持率が0でも止むを得ないと腹を括られて、手を打たれたらいい。
手っ取り早いのは、やはり候補者を公募することである。
今は支持率が1パーセントでも、選挙が目前になるとそれなりに支持者は現れるものである。
いい候補者を並べることが出来れば、どこかで勢いが付く。
まあ、候補者公募をやっても人が集まらないのでは、如何に政治に関心がある人の間で人気がないかということを見せつけてしまうようなものだが、何もやらないよりは何かをやった方がいい。
そのための資金はあるはずである。
大塚さんはどうも前に打って出るようなことは苦手なようだが、どんな場合も景気づけにはそれなりの花火を打ち上げる必要がある。
花火は、出来るだけ大きい方がいい。
さて、お出来になるかしら?
野党の得点に繋がったのかしら15日の予算委員会集中審議
すべてを見たわけではないが、一部の議員を除いてどうもピリッとしていなかったように思う。
まあ、どう手を変え品を変えてあれこれ質問しても大した答えが返ってくるはずもない状況での質疑だったので、野党の皆さんもそれなりに準備をされていたのだろうが核心を突くような質疑には最後までならなかったようだ。
何か出てくるかな、と思いながら見ていたのだが、途中で何度も切ってしまった。
質問よりも演説なり経過説明の方が多かったように思う。
ああ、これでは一般の視聴者は飽きてしまうぞ、と思うような集中審議であった。
せめて共産党の田村智子参議院議員ぐらいの迫力でテキパキとやってもらいたいものだ、と思ったが、今日の質疑は全体として重たかった。
もっと若い方々にもっと元気よくやってもらいたいと思っているのだが、野党には適当な人がおられないのかしら?
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年5月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。