シリコンバレー最大の外資系企業SAPを訪問しました。
ドイツ発祥のSAPは、もともとビジネス向けソフトウェアの開発を手掛ける企業。特に、ERP(統合基幹業務システム)分野等では、世界シェア1位を誇ります。
一方で、既存業務だけでは売上高は伸び悩み。シリコンバレーに、新天地を求めました。現在では、約4,000名が働き、新規事業の売上高が既存事業を超える勢いです。
SAPのデザインシンキングを活用した自己変革の詳細については、例えば、SAPの坪田駆さんのこちらの記事などを拝見してほしいのですが、「古くて重たい企業が自己変革」するためには、3つのPが重要とのこと。
People、Place、Process
People:異邦人と交わること
Place:企業城下町から離れること
Process:共通言語をつくること
そして、ある程度成功すれば既存事業に還元することは重要だが、最初から既存事業とのコラボやシナジーを求めないこと。また、Prototype(試作品)文化を大切にし、挑戦し続けること、失敗し続けることが大切だという。
Prototype文化を生み出すための3つのPというわけです。
もっと知りたい!
〇増やせNO2!現場からのイノベーション
<井上貴至 プロフィール>
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年5月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。