領収書は「上様」だとNGなのか?

とあるお店で支払いをした時に、領収書をお願いしたら宛名の「上様」はNGと断られてしまいました。社名や個人名で特定しないと発行してはいけないお店のルールになっているそうです。

経費の請求をする際に必要なのがレシートや領収書ですが、領収書とは不思議な存在です。厳密な作成ルールがあるお店もあれば、書くのが面倒なのか完全白紙で渡すお店もあります。白紙でもらってしまうと、金額や宛名を自分で作成してよいものかどうか、真剣に悩んでしまいます。

領収書をもらう目的は、経費として請求するためですが、経費を証明するものとして認められるにはどんな条件があるのでしょうか。

毎回、決算や確定申告の手続きをする度に、例えば次のような疑問が浮かんできます。

領収書とレシートはどっちが確証として信頼性があるのか?
→領収書よりもレシートの方が明細が掲載されていて、偽造の可能性が無く、良いという意見を聞きました。だとすればすべてレシートをもらった方が良いのでしょうか。

宛名が「上様」の領収書は避けた方が良いのか?
→宛名は入っていた方が良いとは思いますが、「上様」でも特に問題ないという認識でいますが、合っているのでしょうか。

日付が入っていないとまずいのか?
→日付を入れ忘れた領収書があったら、自分で書いてしまったらまずいのでしょうか。

但し書きにどんな文言が入っているとNGになってしまうのか。
→「お品代」「施設利用代」といった表記が多いですが、NGな内容になる表記もあるのでしょうか。

他にも領収書・レシートには色々な疑問があります。次回税理士さんに会った時に聞いてみようと思います。

ちなみに、私は経費の支払いを極力カードで行うようにして、顧問税理士にレシート・領収書と合わせて、カード利用明細のコピーを渡すようにしています。それを基に税理士が突合を行い、大きな漏れがないかをチェックしてもらっています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年6月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。