杉田氏の自民党内の存在感は「水田」と呼ばれる程度

早川 忠孝

先輩や同僚議員に名前を覚えてもらえるくらいの存在にならないといけないのだが、この方の場合は、水田さんでも水田議員でもいい。

自民党の国会議員としてはちょっとピントがずれたところがあり、発言自体は相当尖がっているな、と思ってはいたが、その尖がり具合がかなり一方に偏しているようであまりまともに受け止めようとしてこなかった。

一部の方はそれでもこの方の発言をそれなりに評価し、何とか持ち上げようとしているが、大方の自民党の良識ある方々は、この方の名前をちらっと見ただけで目をどこかにそらせてしまうのだと思う。

人それぞれ、などとカバーする人もおられるが、本心はどこまでカバーしておられるのかは分からない。

まともに取り合わない、というのが、こいいう特異な発言を耳にした時の対応策なんだろうと思う。

皆さんが、この人を水田さんと呼ぶ。

一部の方は神様のように思っておられるのかも知れないが、今の自民党の中ではご本人はこの程度の存在だということだ。

いいんじゃないの。

あの発言やあの発言の根底にある発想は、自民党の国会議員からもそう簡単に受け容れられるとは思えない。

えーっと、誰でしたっけ。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年7月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。