お盆に一緒に休むと「とても疲れませんか」

8月に入り、夏休みも本番になりました。街を歩いていても夏休みの子供や、休暇を取った家族連れで溢れ、どこも混雑しています。

人込みが苦手で、行列に並んだりしたくない私は、この時期は出来るだけ空いているお店に、出来るだけ空いている時間を考えて行くようにしています。

例えば、人気のランチのお店であれば、12時~13時の時間帯を避けて、13時半以降に行くようにする。夜は予約できるお店を選んで、並んだりすることの無いようにする。また、お酒を飲むなら、リーズナブルで素敵なお店なのに、なぜかいつも空いているバー(写真)を狙うといった具合です。

混雑してストレスの溜まる場所に行かないための、私の行動の基本は「人と同じことをしない」です。

例えば、テレビで紹介されたお店に行く。夏の湘南や秋の京都に行く。大みそかに初詣に出かける・・・。賑やかな場所が好きな人には、楽しいイベントなのかもしれませんが、私にとっては、ナゼ敢えてそのタイミングで行くのか理解できません。

ところが、多くの日本人の行動パターンを見ていると、せっかくのお休みまで一緒に取って同じところに団体行動のように出かけていきます。

少し前にには「プレミアムフライデー」というのが提唱されていました。金曜日に「みんなで」仕事を切り上げようという働き方改革の一環のようですが、一斉にやる必要性が良く理解できません。金曜日の夜は仕事を誰もいないところでじっくりやって、その代りに月曜日にゆっくり仕事をする方が良いのではと思ってしまいます。

そうすると今度は経済産業省が「シャイニングマンデー」というアイディアを検討しているという話が聞こえてきました。

休みを強制して、みんなで取ると疲れます。それよりも各自が自由に休み、分散させることの方がずっとストレスの無い快適なオフの時間を過ごせるのではないでしょうか。

来週末からはお盆の帰省ラッシュが始まります。田舎に帰って家族と一緒の時間を過ごすのも確かに素敵なイベントですが、日本人が全国で一斉に休むと「とても疲れませんか」?

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年8月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。