維新が橋下徹氏を来年の参議院選挙に担ぎ出さないかなあ、などと考えているが、橋下徹氏には政治に対する関心も情熱もかつてほどにはないのだろう。
大阪府知事から大阪市長選挙に打って出た辺りまでは、橋下徹氏のパワーは圧倒的だったが、最近の橋下氏は、政治家ではなくただの社会評論家、文明評論家になってしまったような感がある。
相変わらずの人気を博している有名人ではあるが、政治家として橋下氏の復活を期待している人は、今、どのくらいおられるだろうか。
タレントに戻ってしまったんですね。
そう、声を掛けてしまいそうだ。
維新の会を束ねていた当時の橋下氏には、華があった。
今は、大阪を除けば、橋下氏の名前で人を集めるのは相当に難しいのではないだろうか。
やはり、小泉進次郎氏の方が人を引き付ける魅力がありそうである。
くれぐれも、昨年の小池さんの二の舞を演じられませんように。
ほんのちょっとしたことで、人気は落ちるものである。
橋下徹然り、小池百合子然り。
小泉進次郎とて、例外ではない。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年8月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。