仕事には「理念共有」「ベクトル合わせ」「パッション」の3つが必要

仕事がうまくいくためには「理念共有」と「ベクトル合わせ」が大切だと、ずっと考えてきました。

チームメンバーで1つのプロジェクトを進める場合では、メンバー全員がその仕事が目指す目的や社会的意義を共有することが大前提です。家族や友達に胸を張って自分の仕事を誇れるようにならなければ長期でその仕事にはコミットできません。そんな仕事の理念を全員が共有していることがメンバー間の信頼につながります。

また、理念だけではなくそれぞれのやるべき仕事とそれに対する報酬を納得感のあるできるだけ公平なものにし、全員が同じ方向を向いて気持ちよく仕事ができるようにする「ベクトル合わせ」も大切です。

この2つに加え、最近もっと大切にすべきだと気が付かされたのが「パッション」(情熱)です。

仕事に対するどうしてもやり遂げたい、ベストを尽くして最高の結果を出したいというパッションを持ち、それの想いをメンバーの間で共有する。

私はこう見えてもシャイな性格なので、自分の気持ちを正直に表現することが苦手です。だから、自分では一生懸命にやっている仕事でも他のメンバーから見たら本気に見えないようなところもあったりするのかもしれません。

パッションを持つだけではなく、それをしっかり表現していくこと。そうしなければ、相手には伝わりません。

これからも仕事に必要な3つの要素を常に意識し忘れずに、新しいチャレンジを続けていきたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年8月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。