「希少性」が高まると代替が効かないという「ジレンマ」

今週は東京と大阪でセミナーが続きました。気温の変化が大きかったせいか、喉をやられました。声が少しかすれてしまい、来場者の方に、お聞き苦しい思いをさせてしまいました。

幸い、薬とビタミンの大量投入で、ドランゴンカルビ(写真)を自分で焼いて食べられるくらいまで早期回復しました(全部食べた訳ではありませんw)。今回、改めて認識したのは、健康維持の重要性です。

私の仕事には、代わりがいません。

人体実験に裏打ちされた、金融資産と実物資産を組み合わせたハイブリッド投資。そんなオンリーワンの価値提供にこだわって「内藤忍のお金の世界」を構築し、個人投資家の皆様に提案してきました。だから、私以外に経験を教えられる人がいないのです。

誰でもできる仕事には、希少性がありません。コモディティ化してしまい、価格競争に巻き込まれビジネスとして収益化しないのです。そうならないためには、自分にしかできない価値を作るセルフブランディングを意識することが重要だといつも思っています。

しかし、そんな風に希少性が高まれば、今度は代替が効かなくなるジレンマがあります。

2001年からこれまで何百回と講演やセミナーで講師を務めてきましたが、止むを得ず欠席したことが一度だけあります。10年以上前に胆石で日赤病院に緊急入院してしまい、この時は代役をお願いしました。

それから、健康維持には気をつけているつもりです。

幸い両親のお陰で、体は丈夫で、無理の効くタイプだと思ってます。しかし、油断は禁物です。

会場までわざわざ来てくれるお客様、セミナーを一緒にやっているスタッフに迷惑をかけないよう、体調管理に引き続き気をつけたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年10月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。