「お金の自由」がないと「時間の自由」は手に入らない

人生の2つの制約要因は、「お金」と「時間」です。両方をバランス良く手に入れることによって、ストレスのない生活基盤を実現できます。

時間があっても、お金がなければ自由にはなれない。逆にお金があっても、時間がなければ、人生は豊かにならないということです。

ただ、ここで注意しなければいけないのは、2つの制約要因を手に入れる順番は、「お金 → 時間」であって「時間 → お金」ではないことです。手書きの図を描いてみました。

必要なお金が手に入る経済的自由を実現してから、時間的自由を手に入れるという流れ。まずは、時間ではなくお金。図で言えば、仕事人から自由人になるのが王道で、ヒマ人から自由人になるのは、ほぼ不可能です。

仕事によって、ある程度のお金を自由にコントロールできるできるようになれば、その資本を活用して、お金がお金を生み出す仕組みを作ることができます。そうなれば働くのは自分ではなく、お金に変わっていきます。

私も4年前から不動産、太陽光発電、マイニングなどのお金が働く仕組みを複数作り、自分が働かなくても、お金が勝手に稼いでくれる経済環境を手に入れました。

その結果、労働時間を自由に減らすことができ、自分の好きな仕事を、好きな時間だけやることができるようになりました。仕事がしたくなければ、アーリーリタイヤしても良いのです。

ところが、時間の自由を先に手に入れても、お金の自由は実現できません。資本主義の世の中では、豊かな時間を過ごすには何をするにもお金が必要。これが現実です。

「人生は金じゃない」などと綺麗事を言っても、それは自分への言い訳に過ぎません。そんな自己正当化のために時間を無駄に使わないで、一刻も早くお金がお金を稼ぐ仕組みを作った方が賢明です。

お金があれば人生の全てが解決するわけではありません。でも、お金がないことによる不幸もリアルに知っておきべきです。

資産デザイン研究所のミッションは日本人のお金との付き合い方を変えることです。明日開催するこちらのセミナーでも「お金の自由」を手に入れるための具体的な方法を、実践する女性個人投資家「ダブルS嬢」からリアルにお話いただきます。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年10月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。