山下法務大臣は、実に堂々と検討中という発言を繰り返している。
検討中と言えば免責されるとでも思っておられるのだろうか。
野党の皆さんが非力だから、こういう答弁でも罷り通ってしまうのだろうが、これでは何も答えたことにはならない。
訴訟中を理由に答弁しない片山さんも感心しないが、法案の提出者が法案の具体的な適用範囲や改正法が齎す各般の社会的影響等について、検討中の一言で答弁しないのはやはりよくない。
政府としての検討結果が明らかにされるまで委員会の審議をストップさせてもいいくらいの事態なのだが、野党の皆さんが非力過ぎてそういう手段も取れないようだ。
与野党を問わず、国会議員の皆さん全員がずいぶん舐められてしまいましたね~。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年11月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。