公明党が難色を示しているということだから一直線に衆参同日選挙という流れにはなりそうもないが、参議院選挙での勝利を確実にするためには何でもやる、というのが自民党の体質のようだから衆参同日選挙になる可能性は5割以上ある。
7割くらいかな、というのが私の感触である。
憲法改正の国民投票も一緒におやりになったら、などと書いておいたが、国民投票を一緒にやったら憲法改正賛成派の方も憲法改正反対派の方も投票に行って投票率が上がりそうなので、結局は憲法改正の発議も憲法改正のための国民投票も参議院選挙が終ってからになるだろうな、というのが正直な私の見立てである。
何にしても来年は衆議院選挙もありそうだ、と言えば、関係者の皆さんは年末も年始も返上で選挙区内を走り回るだろう。
とてものんびりしている暇はなさそうですよ、と申し上げておく。
立憲民主党と国民民主党の間で参議院選挙の候補者一本化で綱引きをしているようなニュースが飛び込んでくるが、綱引きは長引けば長引くほど双方の陣営を消耗させるはずだ。
余計なところで力を消耗するようなことは、止めた方がいい。
最近の世論調査では安倍内閣や自民党に対する支持率が若干低下したようだが、大勢に影響はなさそうだ。
純粋無所属の人は、そろそろご自分の立ち位置を決められた方がよさそうである。
余計なお節介だろうが…。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年12月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。