今日は、「純烈」の友井さんの件が、Twitterでガンガン流れていましたが、そういうことがあると必ず、芸能人のコメントが、次々に入ってきます。しかし「よくこういう手のひら返しが平気で言えるなぁ~」と、芸能人の心臓の強さには、驚くばかりです。
この人達は、自分の道徳的優位性を示して、気分良くなっているのでしょうし、自分のイメージアップにつながると思っているんでしょうけど、実際には逆効果じゃないですかね?
我々なんかは「冷たい人だなぁ」とか「分かってないなぁ」とか、「助けたいとか力になりたいとか思わないのかな?」と思っちゃいますね。人って、その人が逆境に落ちいたっ時に、どういう態度に出るかで人間性って現れますよね。
今回の件で、一番驚いたのが、同じ純烈の小田井さんと結婚されてる、LiLiCoさんがコメントを出されたことです。
「純烈」小田井の妻・LiLiCo悲痛 友井の愚行に「ずっと心が痛い」(スポニチ)
いやいや、ご主人がコメントされるなら、まだわかりますよ。
でも何故LiLiCoさんが?あんまり芸能レポーターなんかに担がれない方がいいですよ。
しかも何だか知らないけど、LiLiCoさんが、
今回は主人・小田井涼平が所属する“純烈”のメンバーである友井雄亮に関して、
被害に遭われた女性のみなさんとその家族に一生消えない心の傷を負わせてしまったことを大変申し訳なく思います。
と謝罪してますけど、これはご自身の常識人アピールでしょうか?
これこそ余計なお世話。境界線を脅かしていますよね。
だってもしですよ、うちの夫の会社の社員さんが何か問題を起こしたとして、私が、被害者さんに謝罪します?
謝られた方も「いや、あなたに謝られても…???」って思いますよね。
それに、もちろんLiLiCoさんだって、友井さんを知らぬ仲ではありますまいに、私だったらまず「悩んでいたなら、相談して欲しかった。」「力になれずに悔しい。」と思いますね。「がっかりした」なんてひどいこと言うかな?と思いますね。
それと、この辺になるともう意味不明です。
みんなで頑張ってここまで来たのに。たくさんの純烈ファンに 応援してもらっているのに。
若いころから友井雄亮は芸能界にいたのに、なぜ女性関係に関してその自覚がなかったのか。
残念。ずっと心が痛い。元気を届けないといけない 職業なのに本気で笑えない
この方、以前からこういう問題があると、的はずれなコメント出されているんで、全く勉強もしてなきゃ、知識もないんだなぁと思ってましたが、DVとかギャンブル問題って、完全にメンタルヘルスの分野ですよね。
ちょっと調べればすぐに「こころの健康センター」等で相談を受ける様な問題と分かりますよね。
あなたこそ芸能人なんだから、「自覚」や「気持」じゃどうにもならないんだってこと、少しは学習してからコメント出しましょう。
んで結局、
純烈はこれから4人で今まで以上に頑張ると思いますが、起こったことは一生消えないし、イメージが付きます
って、自分たちの心配かい!って、突っ込みたくなりました。
私だったら、「しゃしゃり出てコメントする立場にありません。」と断るか、当然、交流もあったでしょうから、
「夫ともども、こういう事態になったことで、自分たちに出来ることはなかったのかと自問自答しています。
夫と一緒に頑張ってきた仲間が、こういう形で引退を余儀なくされることは、とても寂しいです。」
「友井さんのやったことで、お相手の女性たちはとても傷ついておられると思います。まずは自分が治療を受け病気に対処し、その上できちんと謝罪し、償いを果たして欲しいと願っています。」
「世間の方々が、友井さんを許さない!と思われることは当然と思いますが、私たち夫婦は、力になれることがあれば、友井さんが社会で生きていかれるよう、仕事をして、女性に借りたお金が返済できるよう、また再発防止策についても、手助けしたいと思っています。」
と、このあたりが実感を伴ったコメントじゃないかなと思うんですよね。
私は、もし自分が本当に好きで、信頼し一緒にやってきた仲間が、世間に後ろ指さされるような不祥事を起こしたとしても、絶対に、自分だけは最後まで、その人の味方でいたいと思っています。
道徳概念でえらそうに言って、見捨てることは、その人のためにも、何よりも被害者のためにならないじゃないですか。
その人にどんな支援があれば、その人が社会復帰ができ、きちんと償いを済ませられるのか?
また同じ過ちを犯さずに済むのか?
自分に分からない事なら、専門家や詳しい人達の知恵を借りて、その人と一緒に悩んだり、悲しんだり、苦しんだり、時に励まし、ひっぱりあげたりしながら、自分にできることはやりたいですね。
もし、その時に自分が一時的に去ること、手出しをしない方が、本人に「底つき」のチャンスを与えられそうなら、本人にそう伝えて去ります。
もしくは本人に聞く耳がない時も、一時的に去ることはありますが、世間に辱めを与えるような発信は絶対に死んでもしないですね。
芸能人て、しょせんライバル関係だからなのか?
レポーターにのせられて、ホイホイコメント出す人のレベルが低いのか?
よく分からないですけど、ついこの間まで仲間だった人に、よくもまぁこれだけ速攻で、貶めることができるなぁと、逆に感心しちゃいますね。
そして、何よりも、こんなコメント出すことで、誰が得するのか?社会が少しでも良くなるのか?
加害者や被害者の支援になるのか?再発防止策に役立つのか?
よく考えて欲しいですね。
そして、そんな「手のひら返し」の冷たい発言って、夫や夫の仲間のためにもなるんでしょうかね?
編集部より:この記事は、公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表、田中紀子氏のブログ「in a family way」の2019年1月13日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「in a family way」をご覧ください。