青年局長次第かな、と思っている。
青年局は党内野党たれ、と自民党内で檄を飛ばされているようだが、果たして青年局の皆さんは党内野党に徹することが出来るだろうか。
確かに青年局の皆さんが今の自民党の悪いところを変えるようになれば、野党の出番がなくなり、結果的に自民党政権が長続きすることは確実である。
しかし、本当の実力がない人が青年局長になってしまうと、青年局は単に執行部の使い走りで終わってしまい、まず自民党を変えるだけの力は発揮しない。
歴代の自民党青年局長にはそれなりの資質の持ち主がいたことは認めるが、今の青年局のメンバーにかつての青年局程の力の持ち主がいるかは甚だ疑問である。
やはり、野党の存在は大事である。
今の自民党の青年局では、野党の役割を果たすことは難しい。
執行部や官邸がどうにも強過ぎる。
執行部や官邸に睨まれても痛痒を感じないくらいの実力者が青年局長にならない限り、青年局が自民党を変える力になるはずがない。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年2月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。