海外で恋しくなる日本食は「カレーと牛丼」

海外旅行に出かけると恋しくなるのは日本食です。滞在先が東南アジアの場合は、食に類似点があり、それほどでもありません。しかし、ヨーロッパやアメリカに行くと、食べたくなるものがあります。

海外で恋しくなる日本食といえば、多くの人はラーメンなのかもしれません。私の場合は、カレーライスと牛丼です。

写真AC:編集部

ラーメンの場合、旅先で食べても満足できることがあまりありません。日本人のラーメンに対するこだわりは尋常ではなく、私も例外ではありません。麺の硬さからスープの味付けや温度まで、海外で食べても後悔することの方が多いのです。

その点、カレーライスは、カレーのスパイシーな香りさえあれば、日本とは異なるバリエーションがあっても、逆にそれが楽しかったりします。スリランカやバングラデシュで食べたカレーは、帰国してからも思い出すほど印象的な味でした。

欧米でフレンチやイタリアンを食べていると、あの香りが恋しくなるのですが、その時には日本風にアレンジされたカレーライスを思い出します。

そして、もう1つ海外で食べたくなるのが牛丼ですが、私なりのこだわりは「吉野家の牛丼」です。ラーメンと同じ位、ピンポイントな好みがあり、他のお店のものでは満足できないのです。

今回、出かけたウクライナは、日本とはかなり異なる食生活でした。例えば写真は、ウクライナ風ダンプリング。鴨肉が入った小さな餃子のような料理です。皮は餃子に似てプリプリで、ヨーグルトとサワークリームのソースをたっぷりかけて食べるのがウクライナ風です。

これはこれで、確かに美味しいのですが、日本食が恋しくなると醤油をかけたくなります。

海外旅行の醍醐味の1つは、日本にはない食を知ることです。世界には日本にいると出会うことのない珍しく美味しい料理がまだまだたくさんあるはずです。現地のローカルなお店で、身振り手振りで注文するのは、時には失敗することがあっても、とても楽しい経験です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年2月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。