なぜ、経済的自由を手に入れても「仕事」を続けるのか?

「内藤さんは、なんでまだ仕事をするのですか?」と良く聞かれます。

確かに、たくさんの「小さいおじさん」が世界中にいて、毎月家賃を稼いでくれます。そのお陰で経済的に自由になり、お金の不安は全くなくなりました。働く必要もないのに、なぜセミナーをやったり、ツアーを組んで海外に行ったりするのが不思議だと思うようです。

しかし、私自身は不思議だとはまったく思っていません。自分がやりたいことをやっているだけで、とてもナチュラルに毎日を過ごしていると感じています。

私が、仕事を続けている理由は2つあります。

1つは、自分自身が楽しいからです。

例えば、スタディーツアーで投資仲間と海外に出かけ、物件を視察し現地の最新情報を知る。最近のカンボジアのプノンペンへのスタディツアーでは、現地で不動産開発を行うタニチュウアセットの谷社長に案内してもらうことができました(写真)。

単独で出かけても、なかなかこうはなりません。投資をするよりグループで行動することで、人脈も大きく広がり、視察を何倍も楽しく充実したものにできるのです。

そしてもう1つは、自分の周りの人の人生が変わっていくのを見るのが嬉しいからです。

資産運用に対してネガティブだった人が、資産デザイン研究所のセミナーに参加する。そして、投資を始め、いつしかお金との関係がポジティブなものに変わっていく。

そのうち、お金だけではなく仕事に関する考え方も変わり、遂には人生観まで変わってしまう。そんな自分で人生を変えていく人たちが、どんどん増えていくのが嬉しくて仕方ありません。

「自分の周りにいる人の人生をお金を通して変えていく」というのは、私の人生のミッションです。

人生は一人で生きていくものではありません。自分の好きな人たちと好きなことをやった方が楽しいに決まっています。

毎日やっている仕事は、仕事はといっても自分の好きなことをやっているだけで、義務感はまったくありません。むしろ「趣味」と呼んだほうがしっくりくる感じです。

だから、これからも自分の好きな「仕事」だけを続けていくつもりです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年3月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

 

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。