自民党にも侍がいた、ということだろう。
自民党所属の市会議員が自民党を離党して、無所属で堺市長選挙に立候補することになった。
如何にも崖から飛び降りた小池さんのような感じになっている。
大阪の空気がどんな具合かよく分からないが、私はこういう一見無謀な挑戦をする若者が好きである。
大阪のドン・キホーテになるのか、それとも堺の救世主になるのか。
先のダブルクロス選挙と統一地方選挙で大躍進を遂げた大阪維新ではあるが、この数日間、大阪維新は大変な逆風に見舞われている。
判官贔屓の多い東京なら無所属になって大阪維新の候補者に真正面から戦いを挑む元自民党の市会議員にそれなりの声援が飛ぶところだろうが、大阪ではどうなのかよく分からない。
結構激戦になりそうだな、という予感がしているが、大阪維新にとって堺市長選挙は絶対に失えない選挙になるだろう。
堺が天王山になるな。
大阪の空気が読めないだけの話なのかも知れないが、堺市長選挙から目が離せなくなったことは確かだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年5月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。