ドローンがこわく楽しみな時代

:危機管理と新たな価値

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日は、第17回データシティ勉強会でした。選挙の影響もあり久々の開催でしたが、多くの方にお集まりいただくことができました。講師は、安全保障の研究をされている部谷 直亮さんでした。

中世の鍛冶屋は、刀も作れば、鍋や釜を作るなど、同じテクノロジーで様々な商売をしていました。
今では軍隊で訓練された人でなくても、テクノロジーで普通の人がテロを起こすことができるようになってしまいました。

例えば、コンピュータがあれば、サイバー攻撃ができます。
学生が政府にサイバー攻撃を仕掛ける事例もありますが、海外では若者がセキュリティホールを発見したり、バグを修正することで評価され報酬が得られるようになっています。日本では罪になってしまいますが、若者の才能を活かすために評価をすることが大切です。

勉強会でもご紹介いただきましたが、ドローンは脅威です。
こちらの動画をご覧ください。

劇場版シティハンターでは、新宿区内でドローンによるテロが行われました。
映画の世界だけでなく、現実でテロが起きてもおかしくありません。

他にも家庭用の3Dプリンタで殺傷能力のある銃が出力できてしまったり、街の危機管理のあり方も見直す必要があります。

コンピュータ、3Dプリンタ、ドローンが登場したことで、様々なことができるようになりました。

テロなどが起こせるようになった脅威があり、危機管理の重要性が増す一方で、誰もが新たな価値を生み出すことができるようになりました。

さらに、行政と民間の役割も曖昧になり、公共の仕事を民間で担えるようになってきました。

新宿区がテクノロジーを活かし、より豊かになるよう引き続き活動します。

それでは本日はこの辺で。

伊藤 陽平   新宿区議会議員

立教大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。2015年新宿区議選で初当選(現在2期目)。公式サイト。ツイッター「@itoyohei_tw