主要20か国・地域(G20)首脳会議が28日、大阪市の国際展示場「インテックス大阪」で始まったが、初日で最初に行われた「デジタル経済に関する首脳特別イベント」の会場の様子がネットで失笑を買った。各国首脳が「すし詰め」状態でテレビ中継で映し出されるとネットは騒然。首脳たちが座る机のクオリティーについても疑問が続々と上がった。
G20サミット、普通の長机にこの3人並べるのかw pic.twitter.com/JtUweMfyvU
— りょーすけ (@igaryo) 2019年6月28日
G20なのになんかそこら変の会議室にある安い机をなぜ使ったのだろうか・・・。馬鹿なのか。 https://t.co/G9TL37BRVZ
— 木下斉/Hitoshi Kinoshita (@shoutengai) 2019年6月28日
他にもネットでは、
この距離感すごいな。 おじいちゃん集めた町内会と同じ距離感。
日本終わりやん、ヤバスギ
と唖然とする書き込みが続出。中には、
確かに狭い、各国首脳陣も初めての距離感だと思いますが、こういうのも逆にいいんじゃないですか?肩寄せ合って、話し合う機会なんてもうないかもしれん。
ポジティブにとらえる人もいた。しかし、5月にトランプ大統領を「国賓」で迎えた時とはあまりの落差を指摘する意見も。
この前トランプ一人にあれだけやっといてG20でこれはないだろw 恥を知りなさいよw
また、中国でG20が開催された時との会場と比較するツイートも散見。
G20の会場比較 中国vs大阪
みたかこれが日本のOMOTENASIだ!w pic.twitter.com/Pp5kQotnC3— hisashi_pk (@pepushi_coffee) 2019年6月28日
一方、会場にいた世耕経産相は「G20の主会場とは別の狭い部屋にこれだけの首脳が集まった姿は壮観でした」とツイート。立て続けに自らスマホで撮影した画像をアップした。
#G20
デジタル経済首脳特別イベント。ほとんどの首脳が参加。
安倍総理はデータ流通や電子商取引のルール作りを推進する枠組である「大阪トラック」の創設を宣言しました。
G20の主会場とは別の狭い部屋にこれだけの首脳が集まった姿は壮観でした。 pic.twitter.com/HquhLT0ZNO— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2019年6月28日
ズームすると、、、#G20 pic.twitter.com/XUYY6vpwfx
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2019年6月28日
後ろから見ると、、、 pic.twitter.com/ZFFYMNRY8z
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2019年6月28日
しかし、世耕氏のこの「無邪気」な対応にネット民からは
一国のトップ方がこの狭さはちょっと。
これはさすがに酷い
世耕さんがiPhone構えてるのがニュースに丸写しになってて笑えた。恥ずかしいからこっそりやってちょうだい。笑
かえって呆れられてしまっていた。
さすがにこの事態に、ネットでの反響にとどまらず、現場に記者を派遣している報道機関にも違和感が広がったようだ。ネットの話題を取り上げる形で産経新聞なども次々と記事を発信。同紙は、会場が決まった経緯について外務省に取材を試みたが、「お話しできない」とノーコメントだったという。
「米・日・中ぎゅうぎゅう」なぜ? 理由は「言えない」 (産経新聞)
これにはアゴラ執筆陣で、大阪出身の起業家・投資家の加藤順彦氏は「やはり大反響。インスタ映えということか!ww」と大ウケしていた。
やはり大反響。インスタ映えということか!ww
「言えない」ってのがいいね。|「米・日・中ぎゅうぎゅう」なぜ? 理由は「言えない」 産経 https://t.co/chhQu4FQ1m
— 加藤順彦 KintaroMSC.com (@ykatou) 2019年6月28日