維新と言えば「身を切る改革」。今こそなお、身を切る改革が重要な理由

こんにちは、おときた駿@参院選東京選挙区です。

昨日は多摩デーということで、調布市・府中市・立川市・八王子市・日野市・多摩市をがっつりと遊説しました。

さて、今回は政策シリーズということで、何回かに分けておときた駿&日本維新の会の政策を簡単に紹介していこうと思います。

まずは維新の一丁目一番地とも言える「身を切る改革」です。

結党以来、実行してきた政策であり、どの既存政党よりも先んじて取り組んできた改革です。

まさに維新≒身を切る改革と言っても過言ではないでしょう。

一方で、既存の政党の一部も10月の増税を前に、やっと「身を切る改革」を言い出しました。

しかし、議員の待遇を変えるには法案・改革案を通す必要があり、最大与党の自民党が反対する限り実現可能性は低いと言わざるを得ません。

多くの地方議会でそうであるように、「我々は実行したいのだけど、他党の反対で…」という理由で、結局は自分たちが痛みを取る改革を実現することはないでしょう。

そんな中、下記の具体的な改革を国政で提案し、一部についてはすでに実行しているのは日本維新の会のみです。

法案・改革案が通らずとも、「自主的に」議員報酬(歳費)のカット≒被災地への寄付をすでに実行していまし、文書通信交通費の使途も「自主的に」公開し、企業団体献金は「自主的に」受けとっていません

【維新の「身を切る改革」】

・議員報酬3割カット、議員定数3割カット
・文書通信交通費の使途公開、政務活動費のネット公開
・企業団体献金廃止、個人献金を促す制度創設

維新がこれらの政策を実行するのは、いくつか理由がありますが、

なにより、国民の皆さんに改革の姿勢をお示しするというのが第一です。

自民党は政権に返り咲く前、増税の代わりに国会議員の定数を減らす事を約束しました。

実現されなかった議員定数削減…有権者の86.8%は「国会議員多すぎ」【衆院選2014】

にも関わらず、約束は果たされないまま定数はそのまま…

どころか、今回の参院選から定数を6増やし、かつての特権である議員年金の復活すら画策しています。

こうして、言った事が守られない政治がまかり通ってしまっています。

これでは増税も、まったく説得力を持ちません。

しかし現状では、あきらめモードで自民党に投票されている方がほとんどでしょう。

今こそ、政治家自らが身を切って改革の姿勢を示す事が重要なのです。

既に維新の国会議員は議員報酬の一部を被災地に寄付し、大阪では実際に議員定数を減らす事に成功しています。

また、維新が「身を切る改革」を訴えるのには別の理由もあります。

それは行政改革を断交するには、覚悟とリーダーシップが不可欠だからです。

持続可能な「小さな行政機構」実現のため、公務員改革やムダの削減、規制緩和などなど、やるべき事がやまほど。

役所や既存の団体と激しく対立することもしばしばあります。

その際、何千万と貰ってる政治家が自分の身も切らず、役所に偉そうに命令するのでは役所の人達は納得してくれません。

事実、橋下徹元大阪市長は、退職金の半減と給与の30%カットを行い、役所改革に成功しました。

「政治家の給料カットなんて、単なるパフォーマンス」

という声もありますが、現実はそうではありません。

理屈ではない姿勢を示さなければ現場は動かないし、抵抗を跳ね返して改革を前に進めることはできない

そうした「政治力」の実態に知り、実行してきた維新の会だからこそ、身を切る改革の重要性を痛感しているわけですね。

本日も13箇所(新宿を細かく分けると16箇所!)で遊説予定。

他の誰もこなせない運動量で、突き抜けて突き放していきます。

新着動画もぜひ御覧ください!

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、あたらしい党代表、前東京都議会議員、音喜多駿氏のブログ2019年7月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。