ニセコはこれから「日本の中の海外」になる

うっちん☆/写真AC:編集部

インナーサークル資産設計実践会のゲストとして北海道からパーフェクトパートナー代表の末岡さんが登壇してくれました。

末岡さんは北海道で1000室以上の不動産を保有する「ギガ大家さん」ですが、デベロッパーとして開発案件も手掛けています。

お話の中で最も興味を持ったのは、ニセコと倶知安の不動産です。

私は国内不動産に関しては、東京23区以外は基本的に手を出さないようにしています。しかし、末岡さんの話を聞いて、ニセコと倶知安のポテンシャルに注目するようになりました。

雪質の良さから外国人が集まり、世界的なウィンターリゾートエリアとして注目されるようになったこのエリアは、5年連続で地価上昇率日本一という北海道の中でも特異な場所に変貌しました。冬になると、街中がスキーなどを楽しむ外国人観光客だらけになるそうです。

そこに北海道新幹線の建設も始まっています(図表)。いずれ予定通り完成すれば、倶知安駅はニセコの玄関駅として、今まで以上に発展することになります。函館から札幌まで新幹線が開通すれば、東京から飛行機を使わなくても陸路でニセコに行くことができるようになります。国内のアクセスが更に良くなれば、日本人の観光客も増えるはずです。

世界的なリゾートエリアになると思われるのには、もう1つ理由があります。ハイクオリティな外資系ホテルの進出です。

倶知安町岩尾別に、パーク・ハイアット・ニセコHANAZONOが、そしてニセコ町字東山にザ・リッツカールトンリザーブという高級リゾートホテルが相次いでオープンします。

日本のリゾートホテルではなく、世界的なブランドホテルがこのエリアに集中する。札幌にも無い5つ星ホテルです。ウィスラー、ツェルマットといった誰でも知っているスキーリゾートと肩を並べる有名観光地に生まれ変わる可能性を秘めています。

末岡さんとは20日にこちらのセミナーでコラボレーションすることになっています。既に80名以上のお申込みがあり、残席は20席ほど。

そして、10月には私も北海道に出かけて、末岡さんにニセコ・倶知安を案内してもらうことにしました。個人投資家の参加者も募集して、みんなで出かけたいと思っています。こちらのツアーの詳細も20日のセミナーでご案内します。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年8月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。