今週のつぶやき:厳しい試練が待ち受けるのか、韓国情勢

お盆休みだった今週は台風もあり、動きの少ない週となりました。台風の被害も心配されたほどにならずに良かったと思います。一方の酷暑も水分補給の呼びかけなどが浸透して社会全体で対応するようになってきた感じがします。皆様にとってリラックスできた夏休みであればよかったと思います。

では今週のつぶやきです。

マイナス金利が本当にやってきた

デンマークで3番目に大きな銀行が10年物の住宅ローンをマイナス0.5%で売り出すと発表しました。他のデンマークの銀行も20年物住宅ローンが0.0%金利といった驚愕のレートを提示しています。具体的にどう機能するか、ですが、毎月金利を貰えるわけではなく、応分の元本が減っていく、という仕組みで毎月の元本返済は予定通り行う必要があります。

グリーンスパン元FRB議長が「米国債がマイナス金利になることに障壁はない」(日経)と述べたようです。FRBは理事に箝口令(かんこうれい)を出したようで金利の見通しなどについての理事による発言をコントロールし始めました。パウエル議長が9月のFOMCに向けて思い切った対策を打ち出す可能性の兆候と見る向きもあります。

グリーンスパン氏、米国債利回りのマイナス化を阻止するものない(ブルームバーグ)

世の中、金利はつかない、ということが当たり前になるのでしょうか?仮にゼロ金利であっても住宅が飛ぶように売れるのか、といえば個人的には疑問です。イスラム金融には金利がつきませんが、まるで我々の住む世界でも「昔はねぇ、お金を借りると金利という借り賃を払っていたんだよ」と子供に教える時代が来るのでしょうか?恐ろしや、恐ろしや。いくら私は時代の先取を心掛けているとしてもこれはなかなか衝撃的であります。

厳しい試練が待ち受けるのか、韓国情勢

感性的な物言いで申し訳ないのですが、韓国は国家運営のかじ取りが不能になりそうな気がしてきました。感情に任せた文大統領を中心とする指導体制は一部の国民を扇動することはできましたが、多分、大騒ぎしている人たちはごく一部ではないでしょうか?

韓国大統領府インスタグラムより:編集部

多くの韓国国民はかなり冷静なスタンスでことを見守っているように感じます。韓国は流れに乗らないと「同志」ではないとする思想が中国と同様非常に強く、意に反していてもそのようにふるまう傾向があります。中国では文化大革命の時の紅衛兵が反革命分子を徹底的にやっつけたのですが、今、韓国で起きている日本たたきとは紅衛兵の過激な動きとまったく同じであり、文大統領は文化大革命時の毛沢東の妻、江青にそっくりで、たきつけるだけたきつけるタイプに見えます。江青は四人組の一人としてのちに処罰されます。

文大統領の罪とは国内経済の復興を放置し、若年層の失業率が10%近くで高止まり状態を改善させることもできず、あらゆる経済指標は赤信号が灯る中、いまだに日本を話題にすることで国民の国内情勢に対する不満を振り替えることをしている点です。一方、北へのラブコールに対して金正恩委員長は冷たく突き放しています。ここまでくるともはや国家トップとしての無能ぶりというより犯罪と言いたくなります。韓国5000万人を路頭に迷わる罪であります。韓国国民は目覚めるべきです。

常磐道あおり運転暴力行為に思うこと

この画像を見た時、この男はキチガイだと思いました。漢字で書くと「気狂い」「気違い」となりますが、どう見ても気が触れています。逮捕状が出ているようなのでいづれ捕まるのでしょうが、なぜ、このような行為をするのか、その背景を研究したいものであります。

最近の傾向は暴力団のような組織に入らない無茶ぶりをする連中や個人の犯罪であり、「気」を誰もコントロールできないところに状況の異常さを見出すことが出来ます。

かつて暴力団とは恐ろしい集団だと言われましたが、彼らには仁義があり、一般人は基本的には巻き込まないという一応の守るべき「教育」を受けていました。彼らはどこで「教育」されたかといえば肉親との関係ではなく自分のボスと結んだ擬制的親子関係(盃を交わすであります)によりボスの言うことは絶対となり、そのボスに命を預けるほどの絶対服従だったとも解釈できます。ここで徹底した教育を受けたことは組織の力を生み出した点で一考する価値はあります。

昨日、スイス人の友人と酒を飲んでいてスイスの徴兵制について話が及びました。徴兵を経験した彼が「決して悪くない」といったその言葉に思わずうなずきたくなりました。日本は教育がゆるゆる、忍耐力もなく、わがままな若者が増えた気がします。徴兵とは言いませんが、人間の暴走を止めるべく人間再教育が出来る場が必要なのかもしれません。

後記

JR東海と静岡県のもめごとが気になります。もともとあまり関係がよくなかったとされる中で今回、リニアが静岡県のごく一部を通過するに際し、その工事の承諾を渋っています。一部報道から推測するに静岡県は「ざまぁみろ」的な態度を示しているように捉えられます。報道が正しいとすれば静岡は大人げないの一言です。大体、東海道新幹線は静岡県を横断し、県内に6つも駅があります。この上更に経済的便益をよこせ、と意地悪するならJRは静岡県は「こだま」以外全部通過させるぐらいの対応を取ってもいいんじゃないですか?

では今日はこのぐらいで。


編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2019年8月17日の記事より転載させていただきました。

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会社経営者
ブルーツリーマネージメント社 社長 
カナダで不動産ビジネスをして25年、不動産や起業実務を踏まえた上で世界の中の日本を考え、書き綴っています。ブログは365日切れ目なく経済、マネー、社会、政治など様々なトピックをズバッと斬っています。分かりやすいブログを目指しています。