国民民主党は、埼玉県知事選から学ぶことが多くあったのでは

秋風が吹いた!これで風向きが変わりましたね

期日前投票が大幅に増えたという報道を見た時に一瞬潮目が変わったのかしら、と思ったのだが、出口調査で無党派層の6割が大野候補に投票し、青島候補にはその半分くらいしか投票しなかったという話だったので、明らかに私の見立てが狂っていたことを実感した。

無党派層の方々が多少起き上がったということだろう。

しばしば私の見立ては外れる。
これで私の逆神イメージが定着するのだろう。
いやはや。

これで来年の衆議院解散総選挙がどうなるかまったく分からなくなった。
くれぐれも私の見立てを鵜呑みにされませんように。

国民民主党の皆さんにとって学ぶことが多くあったのでは

大野氏の応援に入った時の玉木氏(国民民主党サイトより:編集部)

共産党や旧社会党系の事務局の言いなりにならざるを得ないようなゴリゴリの立憲民主党の人を除けば、今回の埼玉県知事選挙から学ぶことが沢山あったのではないかしら。

極めて単純なことだが、自民党支持者の3割からも支持を得られそうな保守系の候補者を擁立して、しかも野党系の候補者の一本化に成功すれば、小選挙区制選挙では相当有利な選挙戦が展開出来るということである。

無党派層の6割から支持が得られることが絶対条件になるが、国民民主党には結構そういう条件を満たす人が多そうである。

今回の埼玉県知事選挙によって野党の統一会派構想に拍車がかかりそうだが、国民民主党の皆さんはそれなりに自信を持ってもいいのかも知れない。

教条主義者は嫌われそうだが、与党と野党の中間にあるいわゆる「ゆ党」にもどうやら日が当たりそうである。

まあ、私の読みは当たらないことも多いから、くれぐれも真に受けられませんように…。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年8月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。