やはりこれが王道。日本国籍を取得された白鳳関の益々の活躍を祈る

早川 忠孝

親日家が多いことで知られるモンゴルではあるが、大相撲の白鳳関が日本国籍を取得したようである。

Ogiyoshisan/flickr(編集部)

外国籍の方が日本で様々な分野で活躍されているが、その一人の白鳳関が親方として一門を構えるための手段としてであっても日本を選んでくれたというのは実にありがたいことである。

国によっては、あえて国を捨てざるを得ないような状況に陥っている方々があちらこちらにいるという状況の中で、わが日本には日本国籍を取得したい方がいるということだけでも素晴らしいことである。

外国籍のままでも相応の処遇を受けることが出来ただろうが、日本で更に更に活動の舞台を拡げようとするのであれば、やはり日本人になっていただくのがいい。

私は、懐の広い日本が好きである。
余程のことがない限り、何でも受け容れる。
何でも受け容れて、いいものはどんどん吸収して自分の成長の糧にしてしまう。

何でも同化してしまう、と言えば、若干物議を醸しそうだが、異分子を簡単に排除してしまうような排外主義は基本的に取らないのがわが日本であり日本人だ、と言っていいのではないだろうか。

外国籍の方が日本で活躍していくための王道は、日本国籍を取得することである。

政治の世界も然り。

いつまでも政治家の出自に拘り、とかく目の敵のようにされている方がおられるが、偏狭なのはよくない。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年9月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。