藤田孝典にはがっかりである。傲岸、野蛮そのものではないか。
藤田孝典が田端信太郎に発した「男を見せろ」の問題とその後の対応 – Togetter
「闘わなければ社会は壊れる」というけれど、そんな戦い方ではみんなが壊れる。カラオケで男闘呼組の「TIME ZONE」でも歌っていなさい。
ひたすら絶句するだけだが。「男らしさ」はすでに10年以上前から、セクハラである。男らしさ、女らしさなるものを強要してはいけない。
そして、まさにその「男らしさ」なるものに、市民は苦しんでいることを直視しなくてはならない。そんなものは時代によって変化するし。ときに人を苦しめるものである。
この本でも警鐘を乱打したが・・・。いま、必要なのは、男らしさでも、女らしさでもなく、人間らしさである。健康で文化的な最低限度の生活をまず実現したいし、嘘と差別と暴力に苦しまない社会を断固として創造したい。
男らしさなんて、まっぴらごめんなのだ。重いコンダラをひかなくても、盗んだバイクで走り出さなくても、海賊王を目指さなくてもいいのだ。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年10月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。