捨てる神あれば、拾う神も現れるのかしら、などと思っているが、ネット上での野党の評判が芳しくない。
アゴラの編集長に見放されたくらいではそう簡単に死ぬようなことはないだろうが、ネット世界におけるアゴラの影響力は相当に大きい。
一人の溜息がこだましてネット世界に割れ鐘のように響き渡り、世間を席巻しなければいいが、何もしなければ致命傷になってしまう虞がある。
若い方々に悪影響が及ばないように、玉木さんは然るべく手を打たれた方がよさそうである。
思わしい成績を挙げられなかった人には選手交代を告げたり、ポジションの変更を告げるのは、監督なりコーチの役割だと思う。他人の嫌がることも時にはしなければならないのが、時の指導者である。
世代交代に迫られているのは、与党も野党も同じ。
伸び盛りの若手を抱えている国民民主党は、特にその必要性が高そうだ。
バッター交代なのかピッチャー交代なのかよく分からないが、世代交代の必要性は一日一日高まっているようである。
解散の大義などまったくないことは一目瞭然なんだが、現下の政治状況は、一部の方にとって解散を打つ絶好のチャンスのように見えるだろうことは確かだ。
一寸先は闇、と言っておくのが親切というものだろう。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年10月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。