「プロ」にアウトソースするとクオリティ・オブ・ライフは向上する

仕事でも遊びでも、すべての世界に「プロ」がいます。

例えば、定期的にお部屋の掃除をしてくれる方がいるのですが、使っている掃除用の道具が私のような掃除の素人には考えもつかないものを持ってきます。台所のシンクの水垢を取るためのスポンジ、トイレの汚れを落としてそのまま流せるお掃除棒、フローリングでも使えてホコリや髪の毛を簡単に取ってくれるコロコロ・・・。流石としか言いようがありません。

先日は、知り合いの方にファッションコーディネーターを紹介してもらい、買い物に付き合ってもらいました。ジーンズを試着して、サイズチェックしてもらっています(写真)。

この方には、買い物に行く前に、予め自分が持っている洋服を写真で送り、どのようなブランドが好きか、普段の服装で多い恰好(私の場合はジーンズにTシャツ)といった情報を伝えておきます。当日は待ち合わせしたお店で予め洋服を見繕っておいてくれます。選んでもらったものを1点ずつ試着してみて、気に入ったら購入、気に入らなければ遠慮なくやめることができます。

新宿のデパートで複数のブランドを2時間ほどかけて10点以上試着して、結局ジャケットやパンツ、シャツ、冠婚葬祭用のスーツなど30万円くらい購入しました。

自分一人で行っても絶対に選べないようなセンスのシャツを選んてもらえたりできますし、予め選んでおいてもらえるので時間が圧倒的に節約できます。専門家がいなければ、きっと2倍くらい時間がかかっていたのではないでしょうか。

何でも自分でやろうとしても、能力には限界がありますし、時間がかかって非効率です。だから、自分が苦手なもの、自分には専門の能力や知識のないものは専門家に「アウトソース」した方が良いのです。

自分が出来ないことは自分より優秀な人に任せて、自分の得意分野により多くの時間を割く。そのようなライフスタイルを徐々に広げていき、日常生活のかなりの部分をアウトソースすることができるようになりました。

資産運用も最終的には自分でやらなければなりませんが、専門家にアウトソースした方が結局は良い結果につながります。12月から開講するインナーサークル資産設計実践会の説明会も、残り2回になりました。資産運用を自分でやって失敗する前に、専門家の考え方、投資のアプローチ方法を学び、お金の不安から早く解放される人生を楽しんでください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年10月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。