ご無沙汰しております。
私が隔週水曜に出演する「北野誠のトコトン投資やりまっせ」で、北野さんがお話下さったように、久々にNYヘ戻っておりました。というわけで、暫く米経済指標レビューなどの合間に、最新のNY事情をお届けしていきます。
日本では第3次タピオカミルクティー・ブームが巻き起こっていますが、流行の発信地NYでは、台湾発祥の新たなミルクティーが上陸し行列しています。
その名は、タイガー・シュガー(Tiger Sugar)。黒糖とミルクの混ざり具合が虎の縞模様を彷佛とさせるため、その名がつけられました。そこに、タピオカ(英語ではボバ、big breastが語源とか)が追加され、アジア系アメリカ人を中心に大人気に!NYでは1時間待ち、ということもあったとか。インスタ映え間違いなしのカラートーンに加え、こってり感のある甘さ、加えて癖になりそうな食感のタピオカが絶妙なハーモニーを生み、ニューヨーカーのハートと舌を捉えたようです。
NY市ではチャイナ・タウンを始め第2にチャイナ・タウンであるクイーンズのフラッシング、ブルックリンに3店ございます。
どうしても味わいたいあなたに、朗報です!実はこのタイガー・シュガー、アジアを中心に世界13ヵ国で展開済みで、日本では原宿と新宿でオープンしております。黒糖好きな方は、お試しあれ。
もうひとつ、ご紹介しましょう。
大人のフレーバーでタピオカを味わいたいあなたには、ロンドン生まれのこちらがおススメ。その名はバブルオロジー・NYC(Bubbleology NYC)。
ロンドン仕込みとあって、タピオカをカクテル仕立てにして、アルコールと共に堪能できるのですよ。例えば、ジャスミンティーにホワイトラム、パッション・フルーツ、パイナップル・ジュースにマンゴ風味のタピオカとライムを合わせた”ティキ・パッション”、テキーラとマンゴジュース、ライムにストロベリー風味のタピオカを合わせた”ザ・デューク・オブ・ニューヨーク”など。カクテルは15種類取り揃え、ラムやテキーラの他にバーボン、ジンなどを使ったマスキュリンな逸品もございます。
こちらが”ティキ・パッション”。個人的には、夏真っ盛りに飲み干したいカクテル。
もちろん、他にもアルコールなしのタピオカティーやタピオカコーヒー、さらには、見た目もキュートながらボリューム満点の縦型ワッフルも多数ご用意。大人も子供も楽しめるこのお店も、是非訪れてみて下さいね。
タピオカに酔いしれたい半面、苦〜い経験則が思い出されます。タピオカが最初に日本で流行した1992年はバブルが崩壊し、第2次ブーム期の2008年にはリーマン・ショックが発生しました。こうなると、日本人としては気が気でない?
編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2019年10月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。