ちっとやそっとでは今の国民民主党に国民の支持が集まりそうには見えないのだが、やはり頼りは国民民主党の玉木さんである。
玉木さんも私の分類から言えば、いい人になる。
岸田さんと同じように、善良な人。
どこにも悪辣さを感じさせるようなところがない。
他人のために頭を下げることが出来るのだから、物事の理非曲直が分かり、いいことと悪いことの見極めが出来る人。
玉木さんは、いい人ですねー、と私も認めている。
しかし、物事のいい悪いをよく心得ていて、善良そのものの人であっても、政治家としていいかどうかは簡単には判断出来ない。
人間的にちょっとどうかな、と思う人でも、政治家としては結構優れているな、と認めざるを得ないことがしばしばある。
結果が出せない人は、いくらいい人であっても、政治家としてはそう高く評価出来ない。
どうやったら玉木さんを政治家としてもいい人、頼りに出来る人にすることが出来るだろうか、ということをしきりに考えている。
国民民主党の代表として問題議員に成り代わって頭を下げたこと自体は決して悪くないのだが、やはり問題議員に直接頭を下げさせるくらいの力は発揮してもらわないと困る。
小沢さんに遠慮して本人に何も言わないでいるのは、やはり良くない。
玉木さんには、もっと強くあって欲しい。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年11月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。