一昨日はZeppTokyoで行われましたm-floのデビュー20周年記念ライブに行って来ました。m-floのVERBALさん☆TAKUさんと同じ学校の出身のファンがいます。
彼は私の地元・墨田区の先輩でして、かねてよりVERBALさんの凄さを聞いていました。歌が上手、ダンスが上手というのは誰もが知っていますが、頭脳明晰で多言語を操り、クリエイティブなセンスも抜群であると。
元々、私はm-flo初期によく聞いていたので、その先輩の話を聞いた時から、あらためてm-floワールドにハマってていたのが今春でした。特に「AMBUSH」というアパレルブランドが若者に広がっていることも含めて、ただただVERBALさんは私の憧れです。
そもそも、知らない方の為に、m-floについて触れますと、m-floはVERBALさん、☆TAKUさん、LISAさんの3人で1999年にメジャーデビュー。様々なヒット曲を残していきます。一度、メロディを聞いてみれば、知ってるいるものもあると思います。その後、LISAさんが2002年にソロ活動の為に脱退。
残った2人はLISAさんのように固定したボーカルではなくて、毎回異なるゲストボーカルを迎えて曲を制作する「m-flo loves Who?」というシリーズで毎回異なるヴォーカルが参加するLOVES時代に突入しました。このシリーズはCrystal Kayさんでスタートし、和田アキ子さんやBONNIE PINKさんも参加されていました。
そして、2017年12月にLISAさんの復帰が発表されて、今日に至り、デビュー20周年ライブが行われたのでした。
最近では、世界 No.1の偉業をもつ、グラミーアーティスト “ラテン界のスーパースター”J. Balvinと奇跡のコラボレーションを果たした「HUMAN LOST feat. J.」に注目が集まりました。このミュージックビデオのアニメにも力を入れており話題となっていましたが、そのアニメも昨日のライブでは上映されていました。
さて、ライブではLOVES時代のアーティストもゲスト参加。MINMIさんが出てきた時には会場が更に盛り上がったと感じました。楽曲は当然、「LOTTA LOVE」でした。圧倒的な存在感で、空気が更に温まりました。YOSHIKAさんやMINAMIさんなど久々な方もいて素晴らしいライブでした。
デビュー20周年らしく、オールドファンもニューファンも満足するセットリストになっていて、老若男女が楽しめたと思います。
天才集団m-floらしく、様々なジャンルの歌や人が溢れ出てくる構成ながら、その多様性が水のように流れていく自然体で演目が進みました。
途中のMCも充実していて、約3時間のm-floワールドを堪能しました。メンバーそれぞれの個性や哲学を感じられました。
今回、「KYO」というテーマで展開されているのですが、このKYOには今日、京、狂、響、郷、驚、香などなど漢字にすると色々な表現がある事を凝縮しているとのことです。人それぞれ「KYO」を感じたのかなと。
m-floがこの20年間色々な体験をして、LISAさんがm-floに戻って新たな時代を迎えたというタイミングで「パラレルユニバース」という概念があったようです。これは鏡の宇宙と言われる事もありますが、もう1つの宇宙が存在するという考えに基づいて、1人1人の「KYO」を体感するということでしょうか。
この20年を迎えて、更なる進化が楽しみです。
さてライブですがアンコール前のラスト曲だった「come again」はm-floを代表する1曲です。僕が大学生の頃に発表された曲です。これで会場は最高潮に。
世界中のアーティストから注目されるm-floを是非多くの皆さんに知って欲しくて、今日は書き綴りました。
これまでm-floを知らなかった方も、これをきっかけに一緒に「パラレルワールド」を探しましょう!!色々なKYOがあって、今日があることを実感しましょう!!!
川松 真一朗 東京都議会議員(墨田区選出、自由民主党)
1980年生まれ。墨田区立両国小中、都立両国高、日本大学を経てテレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ番組等を担当。2011年、テレビ朝日を退社し、2013年都議選で初当選(現在2期目)。オフィシャルサイト、Twitter「@kawamatsushin16」