石破派という派閥に属している自民党の国会議員はあまり多くないが、自民党の党員レベルで言えば石破さんの人気は高い。
大変な勉強家で、一部で博士と言われるくらいにあらゆる方面に豊富な知識を持っていて、しかも論理的に物事を考えることが出来る政治家である。
顔に似合わず優しい。
聴衆の心を惹き付けるような話し方が出来る政治家の一人である。
野党支持者の中にも石破さんのフアンが多いようで、将来、与野党の国会議員が党利党略を超えて手を握らなければならないような状況が出てきた時には、なくてはならない存在だと言っていい。
そういう石破さんであっても、自民党の総裁選で勝利することは難しい。
野党の国会議員の中から時々石破待望論が出ることがあるが、しかし、石破さんはご分の出番が来るまでじっと待たれていた方がいいだろう。
その時がいつ来るの分からないが、いずれ現在の与野党の枠を超えて新しい政治の枠組みを作らなければならない時が来そうな予感がしている。
ご参考までに。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年12月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。