令和初めての紅白歌合戦に感じた「昭和へのノスタルジー」

新年明けましておめでとうございます。本年も本ブログをよろしくお願い申し上げます。

大晦日は、夕方から実家に帰って、お節を食べながら紅白歌合戦を見て、のんびりと過ごしました。実家といっても都内ですから、自宅からタクシーで20分ほどです。

飲んで食べながら、テレビを見て、眠くなったらウトウト。そんなだらしない年末もよいものです。

久しぶりにテレビをゆっくり見る機会になった紅白歌合戦(写真)ですが、出演している最近の歌手をほとんど知りませんでした。

かつてのフィンガーファイブ(古い!)のようなFoorinというグループのパプリカという曲が、今年のレコード大賞だと曲紹介で初めて知りました。どの位ヒットしたのかはわかりませんが、昔のように世代を超えて多くの人に支持される曲は、出てきにくくなったと思います。

そんな最近のヒット曲の歌手たちと並んで、登場していたのが、昭和なスターでした。

坂本九さん、美空ひばりさんといった大御所から、現役で活躍する松田聖子さん、郷ひろみさん、そして竹内まりやさんに松任谷由実さん。

誰もが聞いたことのある懐かしいヒット曲をメドレーで歌う姿は、令和というより、昭和な香りでした。

松田聖子さんや郷ひろみさんは、30年前と変わらないルックスと歌唱力です。高校時代に見ていた「ザ・ベストテン」を思い出すようなタイムスリップ感。いつまでも最前線で活躍しているのを見ると、そのプロとしての毎日の努力に頭が下がります。

令和の時代には、もう昭和のような国民的ヒット曲というのは生まれないと思います。

だから、大晦日の夜は、みんなが一つになって楽しめる昭和な歌で盛り上がる。紅白歌合戦は、今年のヒット曲を総ざらいして振り返る歌番組ではなく、年に一度「懐メロ」を楽しむノスタルジックなお祭りになったことをしみじみと感じる夜でした。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。