東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
私がエンタメで推している、注目しているのは3代目JSBとAKBグループであるというのは、私の周りにいる人達なら誰もが知る事実です。そこで、今日は敢えて、今回のテーマを選ばせて頂きました!
世界にランクイン:岡田奈々
さて、毎年年末に発表されるのが恒例となっている「世界で最も美しい顔100人」が19年末に発表されていたのをご存知でしたか?これはアメリカの映画評論家であるTC Candler氏がYouTubeで発表しているもの。(あくまで個人的な見解で、世界的に権威のあるものではないのを前提として)。この中で、アジアからも複数ノミネートされましたが、1位に輝いたのはTWICEのツウィさん(台湾出身)でした。
そして今日、注目するのは65位にランクインした岡田奈々さんです。
「誰それ?」という知らない方も多いかもしれませんので、私なりに解説します。
この岡田奈々さんは昭和時代にアイドルとして活躍した岡田奈々さんではなくて、AKB48に所属するの岡田奈々さんです。AKBグループの応援には「推しメン」というキーワードがセットでついてきます。これは「自分が一番に推しているメンバー」という意味です。実は近年、AKBグループで私の「推しメン」は正に岡田奈々さんだったのです。
私は岡田奈々さんの常に一生懸命な姿勢と、その雰囲気から何か感じるものがあり、応援したいと思い立ち、多くの人々に「岡田奈々」応援の呼びかけてきました。11月に博多座20周年記念公演としてAKBグループが集結しての舞台となった「仁義なき戦い」ではグループを代表して岡田さんは主演に抜擢。しかも、この「仁義なき戦い」は飯干晃一先生原作をリアルに踏襲しておりレベルの高い内容でした。
最高の1曲:暗闇
さて私は自分のtwitterで、よく岡田さん本人や関係するツイートをリツイートしていますが、実は岡田さんはSTU48というグループのキャプテンも務めています。このグループは2017年に結成され、2018年に「暗闇」という曲でメジャーデビューするのですが、この曲は2018年のレコード大賞「新人賞」受賞となりました。
このSTUは瀬戸内海をベースに活動していて昨年には船上劇場もスタートさせています。この曲はオリコンチャートで1位を獲得。デビューシングルで1位を獲得するのがTWICE以来の快挙でして、歌詞も曲調もとても素晴らしい1曲です。是非、お聴き下さい。
「次世代のエース」が「真のエース」に
元に戻しますが、つまり岡田奈々さんは「知る人ぞ知る」存在であり、今のAKB48の中でもコアなファンには知られていますが、現時点では広く一般的には知られていません。その岡田さんが世界で注目されたとなれば、新年早々に取り上げなければならないと思い立ったのです。
この岡田さんははAKBでは14期生なのですが、同期の小島真子さん、西野未姫さんともに「三銃士」と呼ばれて2013年頃には「次世代のエース」と呼ばれておりました。グループの中でも岡田さんは極端な真面目キャラであり、クールビューティーには多くの注目が集まっていた事は間違いありません。その頃は髪はロングでしたが、ショートカットになってイメージも変わって、更にクールビューティーに磨きがかかったという事なのかなと思います。
岡田さんについては、記していくと3代目JSBと同じくらい熱量が増していきエンドレスになってしまうので、今日だけに限らず2020年のテーマの1つとして、記事を重ねていきたいと思っています。
が、今、岡田さんはAKBメンバーの村山彩希(ゆいり)さんとのユニット「ゆうなぁ」としても活動していて、1月22日には東京ドームシティホールで単独コンサートが行われます。たまたま、12月9日にこのコンサート開催決定が発表された時に、会場にいた事もあり、宣伝しておきます。
日本活性化へ「日本固有の文化」活用
本題に戻しますが今年はエンタメから得たヒントを「日本活性化政策」へ繋げていきたいと宣言をしています。
ではなぜ、AKBグループなのかという事になりますが、彼女達に注目するポイントは各地域での活動です。
NMBなら大阪(なんば)、SKEなら名古屋(栄)、HKTなら福岡(博多)、NGTなら新潟、STUなら瀬戸内と地元の劇場を軸に地域活性化に貢献しています。
これはJリーグが発足以降、各地域にプロクラブを根付かせて、それぞれの地元の方々にパワーを与えている事象と同一視をしています。元々、私はAKB注目という点ではウオッチャーとしては第1世代の人間であり、前田敦子さんと大島優子さんの競い合いをリアルに見てきた世代で、その後はAKBウオッチから離れていました。つまりAKBがヒット曲を連発し続けた時期は私はウオッチャーとして抜けているんです。
2013年に議員になって、この地域活性化軸にアイドル文化がどう根付いていくのかを研究し始めた頃から、真面目キャラ・岡田さんの定点観測をしながら今日に至ります。当時からは想像も出来ないくらい、AKB内での彼女の存在感も増してきました。
余談ですが、1月1日午前0時を迎えて各所に挨拶周りに出て、一息ついてテレビをつけたらTBSカウントダウンTVの年越しスペシャルライブでは岡田さんがセンターで歌っていました。年末の100人ランクもあわせて、これは2020年は岡田時代がくるのではとワクワクしてしまったものです。
加えて、更にいうならば、平成から令和に移り変わるこの時期に、日本におけるアイドル像やエンタメコンテンツのあり方が変化していくんだろうと考えています。そこに、東京オリンピックでの文化プログラムもいよいよ最終盤を迎えていきます。
当然、日本における伝統文化も当然ながら、アジア各国に目をやればアイドル文化も日本固有の文化であると認識しています。
特にSTU48は広島中心ですが、瀬戸内の名産を自分達の活動とコラボさせながら幅広く発信をしています。こういう、シナジー効果がアイドルに文化に限らずオリンピックの時には多くに日本の産業がまた様々な形で、より多くの人に伝わっていくだろう、そして効果を発揮させなければならないという主張を繰り返しています。これは東京だけでなく、全国で広がれば必ず面白い活性化が生まれるだろうと思っています。
という事で、個別のAKB論は今日のテーマにはそぐわないので、この辺で終わりにします。
いずれにしても、2020年は岡田奈々さんの応援をお願いします!!
川松 真一朗 東京都議会議員(墨田区選出、自由民主党)
1980年生まれ。墨田区立両国小中、都立両国高、日本大学を経てテレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ番組等を担当。2011年、テレビ朝日を退社し、2013年都議選で初当選(現在2期目)。オフィシャルサイト、Twitter「@kawamatsushin16」