世間に名が通ったタレントやスポーツ選手、芸能人などを選挙に担ぎ出そうとする癖は、与野党問わずある。
しかし、こういうことは止めることだ。
政治の世界の水は、決して甘くない。
いや、むしろ苦い。
タレントとして高い評価を受けている人は、タレントに徹すべし。
スポーツ選手や芸能人も然り。
確かに政治の世界でもそれなりに成功している人はいるのだが、余程の運に恵まれているごく一握りの人でしかない。
ご自分が高い志を抱いて政治の世界に挑戦されるのはいいが、他人から唆されてうっかり政治の世界に足を踏み入れてしまうと碌なことがない。使い捨てにされることはないかも知れないが、大体は猿回しの猿か、誰かの操り人形になってしまう。
良識のある人は、滅多にそういうことはしない。
自民党東京都連には色々な人がいるから、中には松岡修造氏に声を掛けたくなる人もいるのかも知れないが、ご本人のことを本当に考えるのであれば、そっとしておいて上げるのがいい。
ご本人もさぞ迷惑だろう。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年1月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。