ジョージアがこれから人気になりそうな気がする「3つの理由」

ジョージアの首都トビリシに不動産視察を目的に出かけてきました。初めて行った国でしたが、観光地としての魅力に溢れた素敵な国でした。

studiographic/写真AC

日本ではまだ馴染みの薄い国ですが、ファッション雑誌で特集されたり、テレビ番組で紹介されたりして、認知度が高まってきています。大相撲力士が誕生したことも、知名度を高めています。

ジョージアはこれから更に日本人の旅行先として人気化すると思いました。それは行ってみて次のようなことを感じたからです。

1.食事とワインが美味しい

食事はイタリアンのような小麦とチーズを使った料理と、中東の影響を受けたスパイシーな料理がミックスしていて日本人の口に合います。アチャルリハチャブリと呼ばれるトロトロのチーズピザのような熱々の中に半熟卵が乗った料理は、特に人気でした。また、ヒンカリという小籠包のような肉を小麦の厚い記事で包んだ料理も中華っぽい味わいで気に入りました。

更に、ジョージアはワイン発祥の地と言われ、日本ではオレンジワインと呼ばれる独自のワイン文化があります。フランスやカリフォルにはといったメジャーなワイン産地とは異なるカルトなワインを味わえます。

2.街が美しく楽しい

クリスマスシーズンだったこともありますが、街中がカラフルに飾られて、たくさんの人たちが夜通し楽しそうに過ごしていました。夜の治安もまったく問題なく、東京よりも安全ではないかと思えるくらいの街でした。建物も古くて美しいものが多く、歴史を感じる街でした。

カフェやお洒落なレストランがたくさんあって、歩いているだけで入ってみたくなるお店がたくさんありました。

今回は冬で寒かったですが、春先の気候の良い時期になると緑が美しく、花も咲いて最高のシーズンになるようです。その時期に行けば、さらにトビリシの街に魅了されることでしょう。

3.物価が驚くほど安い

物価の安のも魅力です。外国人向けのホテルは東京並みの価格でしたが、街中のレストランはワインを飲んでお腹一杯食べても一人2000円以下。肌感覚では東京の3分の1から4分の1のイメージでした。しかも、雰囲気や食事のクオリティはとても高く、単に安いだけの新興国とは違います。年配のご夫婦が旅行に来ても、きっと満足できるような落ち着いた雰囲気があって「これがこんなに安いのか」と唸りました。

ジョージアの問題は日本からの直行便が無いことです。カタールやドバイを経由していくことになりますから、どうしても15時間くらいはかかってしまいます。恐らく数年以内には直行便が日本からも出る可能性があります。そうなれば、ジョージア人気は更に高まることになるでしょう。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年1月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。