中東危機回避も、イランが航空機を誤射したか

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

全面衝突回避

イランがイラクにおける米軍施設攻撃により、アメリカ・イランの全面衝突から世界第3次世界大戦かと心配されていましたが、ひとまず全面衝突は回避となったようです。トランプ大統領が、イランへの報復攻撃は行わないと明言しました。

イランのミサイル攻撃に対する声明を発表するトランプ大統領(ホワイトハウスFacebook)

世界的に緊張感が走っていましたが、とりあえずは一安心です。一方で、イラク側にイランは攻撃を事前通知。イラクもその事をアメリカに伝えていたので、米軍の人的被害は無かったことも全面衝突回避の大きな要因です。

イランが撃墜したのか !?イランは否定。

その中で、在イラク施設への攻撃の直後に、イランから届いたウクライナ機墜落というニュース。

ネット上ではウクライナ機が墜落していく様子の動画も市民映像として公開されています。この機体は、空を飛んでいる間に突然爆発し燃えながら対墜落している様子が窺えます。これに関しては63人のカナダ人乗客が被害にあったカナダのトルドー首相は「カナダと同盟国の複数の情報機関からの情報。旅客機は、イランからの地対空ミサイルによって撃墜されたことを示す証拠がある。誤って撃墜された可能性もある」と述べ、イランによって撃墜されたという認識を明らかにするとまた世間がざわつきます。

トルドー首相は、カナダとして原因の究明にあたるため、イランに協力を求める考えですが、イラン側は「ミサイルを発射するなどありえないことだ。うわさにすぎない」と述べ、旅客機の撃墜を強く否定してはいるのです。

司令官殺害を受けて、イラン側が警戒レベルを上げていてウクライナ機を誤射していたとするならば、イラン側は何の罪もない人命を奪ってしまったことになります。今朝方、各国のテレビ局を見ていると、カナダの学生が、知っている人達が被害者に入っているということで悲しみにくれている男性のインタビューを拝見しました。本当に辛いことです。

私は第一報を聞いた時に、不自然だなとは思いましたが徹底しての解明が必要です。

川松 真一朗  東京都議会議員(墨田区選出、自由民主党)
1980年生まれ。墨田区立両国小中、都立両国高、日本大学を経てテレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ番組等を担当。2011年、テレビ朝日を退社し、2013年都議選で初当選(現在2期目)。オフィシャルサイトTwitter「@kawamatsushin16」