こんにちは。黒坂岳央(くろさかたけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
会社員をやめて、経営者になってあっという間に数年の月日が流れていきました。本業で取り組んでいる高級フルーツビジネスの経営や、英語多読のオンラインスクールの運営以外にも、ありがたいことにメディアの執筆依頼や講演依頼などを頂いていて、忙しく過ごしています。
そんなライフスタイルを送る上で「経営者は寝る前にこれはやらないほうがいいな」と感じたことがいくつかあります。合理的根拠を示しながらお話をします。
夜寝る前にスマホをイジったらダメ!というのは知識では知っていても、普段からスマホいじりがクセになっていて、実践できている人はほぼいないと思う。
「電源切らなきゃ」と意識に頼らず、システムを使おう。iPhoneのおやすみモードを使えば、指定した時間に通知や着信をオフにできて便利。 pic.twitter.com/pt5yScwjCX
— 黒坂 岳央@英語多読講師・経営者・作家・講演家 (@takeokurosaka) January 29, 2020
自分宛てのメッセージのチェック
メール、Line、ビジネスチャットなどで頻繁に送られてくるメッセージに対応する経営者も少なくないでしょう。会社を終えると、一切のビジネスメッセージがオフラインになる会社員もいますが、(職業や役職柄、そうでない人もいますが)、経営者は24時間365日ビジネスメッセージが送られてきます。過去には、旅行先で勘違いした取引先のクレーム対応を余儀なくされたことがあり、せっかくの家族旅行に水をさされてしまう思いをしたこともありました。
そんな24時間オンラインになっている経営者は、就寝時間間際はメッセージの通知をオフにした方が良いと感じます。ビジネスメッセージは決して良いお知らせばかりではありません。寝る前にネガティブな情報が入れられてしまうと、どうしても気になってしまい、睡眠の質が低下してしまいます。またその内容にマインドシェアが奪われ、本来するべき思考ができなくなります。逆に嬉しいお知らせであっても、脳が興奮して寝付きが悪くなりかねません。
睡眠は翌日一日のビジネスパフォーマンスを決定する要素ですから、寝る前の時間は通知オフがおすすめです。
遅い夜食
私達の体は食べるもので作られています。
特に経営者は自身のパフォーマンスが利益に直結しますから、食事に気を使うことは経営課題そのものと言っても過言ではありません。
食事の内容に気をつけ、健康的なものを選ぶ人も「食事のタイミング」には意外とむとんちゃくな人も多いと感じます。寝る時に胃に食べ物が残っていると、内臓は消化作業を余儀なくされ、睡眠の質が確実に下がります。筆者は夕食を早い時は17時、基本は18時に開始して30分以内に終えるようにしていますが、たまに出張の時など付き合いで遅い食事になると翌朝の起き抜けの体調が悪いと感じてしまいます。
寝る前の食事は、やはりパフォーマンスを低下させてしまうので極力取らないほうがいいと考えます。
激しい運動
現在、ダイエットと体力増強を兼ねて筋トレをしています。経営者は体力づくりが基本中の基本です。
が、これも寝る前にやってしまうと逆効果になります。体が興奮状態になり、寝付きが悪くなってしまうのです。
気持ちが高ぶる活動
寝る前に気持ちが上向いて楽しくなることは経験上、やらないほうが良いと感じます。
今は判をついたような規則正しい生活をしていますが、昔は夜の気分で早く寝たり、朝方まで起きていたりととにかく毎日生活リズムが狂い続けていました。寝る前に楽しくなることをすると、それを中断して寝ることがもったいなく感じられ、ついつい夜ふかしをしてしまうのです。
具体的にはおしゃべりやスマホいじりなどです。「楽しいことをして何が悪い」と返ってきそうですが、気持ちを高ぶらせてしまうと、やはりビジネスパフォーマンスは低下してしまいますから、学生ならいざしらず、経営者という立場なら寝る前はリラックスして入眠モードに入れるような時間を過ごすべきではないでしょうか。
以上のことが、私が心がけている入眠前のスタイルです。経営者は24時間営業なので、睡眠の質を高めることすらも注力するべきタスクなのです。