菅官房長官の定例会見をめぐって、東京新聞の望月衣塑子記者が「番記者たちが『望月は指させない』と内々で決めた」とツイートしたことに対し、毎日新聞が6日に「事実に反するツイート拡散」と猛反論を行い、ネット上で「内ゲバ」などと話題になっている。
毎日新聞は6日、同社の官房長官番記者である秋山信一氏による記事「『望月記者は指させない』…事実に反するツイート拡散 菅長官会見巡る異常事態」を掲載。秋山氏が問題視する「事実に反するツイート」とは、望月氏の1月29日の以下のツイートだ。
有料記事のため本編の詳細に関する記述は控えるが、リード部分で秋山記者は「昨年12月下旬以降、質問希望者が残ったまま菅氏の会見が終了することが増えている理由」として以下のことを挙げたうえで、
- 「桜を見る会」や新型コロナウイルスを巡って全体の質問数が以前より増えた
- 12月下旬~1月上旬は、正月休み前後の慣例で会見が1日1回だった
- 1月中旬以降は菅氏が国会への出席を求められ、会見に割ける時間が限られた
本編では「望月記者が不当な扱いを受けている」との主張に対し、質問時間に余裕があった会見に望月氏が2度不在だったことなどに触れつつ詳細な反論を展開。また毎日新聞として問題のツイートの削除要求や質問状を望月記者と東京新聞編集局に送っていることを明かした。
この記事は同業の記者やジャーナリストらの間でも話題となり、「望月氏の危ないツイートがとうとう毎日新聞に書かれるまでに至った」「秋山記者は事実をつぶさに見ている」「悪者にされたメディアの側からの反論」といった反応がみられた。
またネット上でも、「望月氏と毎日新聞が内ゲバを始めている」「毎日がここまで書いた以上、東京新聞も反論記事を書いて」などと注目を集めていた。
これから波紋が大きくなりそうですが…望月衣塑子と毎日新聞が内ゲバを始めています。
望月衣塑子の「番記者が質問制限している」という大拡散中のツイートに対して、毎日新聞が怒りの猛反論。内ゲバだ、と切って捨てることも出来ますが、これまで望月の数々のデマ発信を放置してきたことのツケが回ってきたとも言えます。
どちらが嘘を書いているのかって話にしかならないのだが、毎日がここまで書いた以上、東京新聞も紙面なりサイトで反論記事を書いて貰いたいが。
これまで望月記者のいわばやりたい放題が、「身内」のリベラルメディアにすら批判を招いた格好。東京新聞の管理体制が問われかねない事態になってきた。