「ひろしまトリエンナーレを考える会」発足!

椋木 太一

こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。

先月下旬、「ひろしまトリエンナーレを考える会」が発足しました。

プレイベントで展示された創作物の一部

この会は文字通り、広島県東部(福山市、尾道市、三原市)で今秋(9月12日~11月15日)、開催予定の芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」について、適切な公金支出を求めるもので、私を含めて県内の有志一同が名を連ねています。

昨年、愛知県で開催された芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、昭和天皇の御真影を燃やしてその灰を踏みつけている動画を流すなど物議を醸し、同芸術祭への公金支出の是非が問われました。「ひろしまトリエンナーレ」のプレイベントでも、同様の趣旨の内容の創作物が展示されており、公金支出が問題となっています。

多くの日本国民は、日本の象徴である昭和天皇を揶揄したり、原爆をあざけたりするような展示物は、公金支出の観点からそぐわないという思いを募らせています。公金を支出して特定の主義・主張を宣伝することは公共の福祉に反するとも言えます。反日プロパガンダが横行する昨今、そういった背景から、「ひろしまトリエンナーレを考える会」は発足しました。

反日プロパガンダ色が濃い芸術祭への公金支出の問題は、広島だけの話ではありません。表面化していないだけで、全国津々浦々の自治体で起きていることだと思います。

今回、広島市はこの芸術祭に関わっていませんが、イベント名に「ひろしま」が付くだけに、広島市議としても座視することはできません。このまま本イベントで先のような展示物が並ぶことは、「広島が反日プロパガンダを認めた」という誤ったメッセージを国内外に発信することにつながるからです。

同芸術祭の本イベントの予算は2~3月の県議会で審議されるため、今まさに正念場を迎えています。先日11日には、広島市内で開催された「天皇陛下御即位奉祝記念式典」の会場周辺で、実情を知らせるチラシを配布しました。引き続きやってまいりますので、どうぞご協力をお願いします。