立憲フェスタは枝野さんたちの危機対処能力を検証する絶好機

100人以上の集会への参加を禁止することにした企業が出てきたそうだ。

どうやらこれまでの水際対策だけでは不十分だったようで、東京都内でも新型コロナウィルス検査で陽性反応が出た方が何人か現れたようだ。

不特定多数の方々が集まるような場所には、余程の用事がない限り行かない、というのが今の段階での新型コロナウィルスに対する唯一の有効な対処策だということなんだろうが、2月16日に開催が予定されていると言われている立憲フェスの規模はどのくらいなのだろうか。

最近どんどん人気が落ちているんじゃないかと一部で噂されている立憲民主党だが、さすがに参加者の数は100人を遥かに超えるはずだ。

立憲民主党サイトより:編集部

規模だけから言えば、立憲フェスは件の企業が従業員に出来るだけ参加しないように呼び掛けている集会の一つになりそうである。

さて、枝野さんはどうするのかな。

直ちには危険がない、ということで、そのまま開催するか、それとも新型ウィルス問題が一応の収束を見るまで開催を延期するか。

ご本人にとっては実に悩ましい問題だと思うが、立憲フェスの開催をどうするかで、ご自分たちが政権の座に就いた時の危機対処能力の程度が推し量られることになりそうな気がしている。

まあ、余計なお世話だろうが…。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年2月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。