こんにちは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
先日、I-CASで知り合った新宿区民の高校生から学校見学のご要望をいただいたので、落合第六小学校へ伺いました。
新宿区内の公共施設の見学にご興味のある高校生のみなさまは、お気軽にご連絡いただければと思います。
落六小と言えば、プログラミング教育やドローンの活用などのICT教育、またAIを活用した「教員が教えすぎない指導」にも先行して取り組まれ成績も向上するなどデジタルに強い小学校です。
他にも、日本初のグラフィックレコーディング、独自の教科「みらい科」の設置など斬新な取り組みが行われていますが、別の機会にお伝えいたします。
今回は農業に関する取り組みを調査いたしました。
区民のみなさまは、
「新宿区で農業なんてできるの?」
と思った方もいらっしゃると思います。
落六小は、令和元年度農林水産省食糧産業局長賞を受賞されています。
落六小では、屋上で野菜を育てています。
この野菜を販売したり、地域の飲食店でも採用されています。
実は校長先生が港区の小学校でお仕事をされた際にスタートされた取り組みです。
その際に、有名なシェフの方と連携し、料理指導が行われたそうです。
また、そのシェフの方と契約されている田んぼで田植えが行われたそうです。
今でもそのシェフの方が落六小の料理指導をされているそうです。
今年からは、市ヶ谷の東京家政学院大学を会場にして、学生さんと一緒に料理を作っています。
驚いたのが、港区の小学校では野菜を80万円分も販売されたそうです。(落六小では数万円程度です。)
また、当時は環境関連の日本一を2つ獲得するほどだったそうです。
コストもかかるようで、今は控えめに活動されいるそうですが(笑)、ここまでの取り組みをされている落六小と校長先生のパワーはすさまじいものがあります。
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落合第六小学校では、子どもが主体となり、教科書にとらわれない大変先進的な学びの機会が生まれています。
アナログとデジタルを組み合わせ実績を出されています。
学校名はローカル感が漂っていますが(笑)、落合第六小学校は日本トップレベルの教育が行われている学校だとPRする必要があります。
また、独自路線で教育に取り組む小学校は教育委員会から理解を得ることが難しいです。
しかし、一律のルールはなじまないので、意欲がある学校には自由な学校経営に取り組んでいただくことが大切です。
それでは本日はこの辺で。