大企業に勤めるITに強い人たちと何人か議論したが、これまで本社から工場まで出向いて説明してくれとかかたくなにテレビ会議などを嫌がっていた人たちもさすがにITを介しての説明でいいと言い出しているといって喜んでいた。
お得意さんまわりもITですむようになって、これまで社内でそうすべきだと議論しても実現してこなかったことがどんどん実現しているようだ。こういうのについて、大事なことは、騒ぎが収まってもとに戻さないことだ。
政府は大規模イベントなどの取りやめをいっているが、とりあえず、3月中の全国から人を集めての会議や説明会はどうしても必要なもの以外は禁止したらどうか。開催するのは内閣府の特別の許可を必要とし、出席者も一人だけに限定するとかしたらいい。なにかといえば東京に呼び出すのが一極集中を促進する原因になってきた。いまこそ、その悪習を根絶する絶好のチャンスだ。
それに対して国内のイベントはできるだけ完全中止でなく延期にすべきだ。昨日もある人から年にいちどの発表会が「今年は中止」と通知が来て残念だという話があった。そんなことをしていると経済は縮小してしまう。収束したら一気に需要拡大になる芽を残して欲しい。