まず、北区の学童の増設については来月4月から、6小学校にて240名の定員増となることが12月6日(第4回定例会)に議決されました。
ここまででも、北区は結構頑張ってくれたと思っていたんです。
詳細:来年度から北区の学童が増設されます‼️ 5施設増、定員240名増⤴︎✨
それが、まさかの学童に入れなかったお子さんたちへの救済策までもが4月から実施予定とのことを一昨日の文教子ども委員会で知り、本当に驚きました✨(添付の通知参照)
そうです。
ママたちの悲痛な声をたくさんいただき、私が昨年9月の議会で訴えたこと。
それはまず、待機学童解消のための学童増設です。
しかし、その学童増設には時間がかかります。
新しく学童ができても、また別な地区で待機が出る可能性もあります。
そこで、現在、学童に入れなかったお子さんたちには
「放課後子ども教室・わくわく広場の特例利用」
という、通常の放課後子ども教室よりも少しだけ長く預かってくれる救済措置があります。
でも、預かる時間的が短く、例えば夏休みなどの長期休暇時は、学童よりも遅い9時からの開始であり、親が子どもよりも先に出勤しなくてはならないという状況がありました。
このことから、無理して子ども一人で留守番後に登校させたり親の出勤と同時に家を出るお子さんは、暑い日も寒い日も外で教室が開くまで待たせたり、ということが行われていました。
「子どもたちに、こんな辛い思いをさせてはいけない・・・」
待機学童をなくすにはこの特例利用の時間延長を行わなくては、この問題は解決しない‼️と確信し、
① 学童の増設
② ①には時間がかかるため、救済措置として、待機学童に行われている放課後子どもクラブの特例利用の時間延長を行うこと(実施例:江東区)
の2点両輪で解決していくことを訴えたのです。
この二点の4月実現という猛烈なスピードには理由があります。
危機感を覚えた現場のママパパたちが、同時期に、必死で署名活動をしていたんです。
そして、北区議会に待機学童をなくすための陳情を提出し、採択されました。
内容は、学童増設だけでなく、学童待機が出た場合の特例利用にかかる救済措置についてでした。
この時の陳情を審査する文教子ども委員会での光景は忘れられません。
陳情者代表のママさんが、内容について必死で思いを訴える姿に、私が区議になる前、同じく待機学童問題をなんとかしようと請願を提出した時の自分と重なり、胸がいっぱいになりました。
そして、今回、ママパパたちの勇気と努力が実りました。
一昨日は本当に、飛び上がるほど嬉しかったし、幸せな気持ちになりました。
陳情を頑張ったママパパの皆さん、
感動をありがとうございました✨
編集部より:この記事は、東京都北区議会議員、駒崎美紀氏(無所属)のブログ 2020年3月7日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこまざき美紀オフィシャルブログをご覧ください。