韓国は新学期を4月9日からネットで開始するという。本来は3月が新学期であるから1か月遅れで、かつ、ネットである。
まず4月9日から中学3年生と高校3年生の授業を始め、5月16日以降に、小学生や中学1年生と2年生、さらに高校1年生と2年生の授業も順次、開始するそうだ。
それに対して、日本は、まだ4月に予定通り開始することにこだわって地方任せにするつもりらしい。
日本の文部科学省は、朝鮮学校への補助金交付にこだわり続け、大臣の指示に面従腹背を続けた前川喜平元事務次官を典型として、朝鮮半島が大好きで、教員の採用や歴史教育、外国語の扱いなどでも媚韓・媚朝教育に徹している。昨年は文化庁長官もソウルで目一杯のリップサービスで韓国文化に対する誤った歴史認識を披露していた。
追随してはならないところでさんざん媚びておいて、その一方で、こういう韓国の先進的な試みからは、学ばず旧態依然とした教育を続けて後れを取り、しかも、新学期開始を強行しようとしている愚劣さは度しがたい。
愛知トリエンナーレには補助金の大部分を出すということで腰砕けだ。教科書は学び舎のあきれた極左教科書はOKで保守派が書いた自由社のものはこれまで採択していたのに、門前払いで細かい審査もせずで不合格。
これを許している、萩生田大臣にもあきれるしかない。こんどこそ荒法師の本領発揮かと思ったらあっさり前川喜平一派に取り込まれてしまったのではないか。
京都産業大学のクラスター
もうひとつ、京都産業大学が日本有数のクラスターになっているというのに、京都市など行政の対応も、大変だというだけで無策。大学は学生はとりあえず2週間、「アルバイト休め」「外出をするな」「帰省をするな」と呼びかけるくらいは最低やるべきだし、府や市も要請すべきだ。大学キャンパスを閉めるよりそちらが優先だろう。
市民には疑心暗鬼が広がって地域全体が沈滞している。あちこちに同大学の学生アルバイトがいるのでは不安で買い物にも行けないとの声とか、市内北部には行きたくないと言う市民が多い。学生に広く拡がっていないという確信はまだないのだ。
市長は二代続けて教育委員会出身。市内の優良私有地は有利な条件で大学に払い下げて醜悪な巨大建築建てさせたりしたりするのも疑問だが、市民や子どもたちの健康を犠牲にして学校が遅れては困るという関係者のわがままを聞くのでなく、彼らの要求する無理を押さえてこそ教育委員会出身の値打ちがあるというものだ。