こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
筆者はビジネスに「広告」を扱っています。運営するブログにもグーグルアドセンスの広告バナーを貼って報酬を得たり、反対にグーグルアドワーズやFacebookで広告出稿をして商品・サービスを販売して、売上を上げています。また、メディア会社に記事を寄稿することで、取引先のアクセス増加に寄与しています。
が、コロナショックで3月から広告ビジネスに「異常」が起きています。この異常事態を「チャンス」と捉えるのか?「ピンチ」と捉えるべきでしょうか?
広告報酬も出稿費用も「半額セール」
筆者が出しているFacebook広告のクリック単価が、3月に入ってから異常に安いことに気づきました。
Facebook広告は3分の1ほど、Googleも数分の1になりました。配信する広告クリエイティブを改善していますので、プラスに見れば「広告の品質が評価された」と取れるかもしれません。しかし、そうではないことは他のインジケーターが示しています。これは「競合企業の広告出稿費削減」が原因です。
広告費の削減は「報酬を受け取る」立場でも起きています。ブログに貼っているGoogleアドセンス収益も40%ほど下がってしまいました。知人はYouTubeで月収100万円以上稼いでいましたが、最近は半分以上収益が下がったといいます。
広告の世界は出稿する企業なくして、成り立ちません。コロナショックで広告費を削減する企業が増えてきたと考えられます。
広告費削減でメディア会社にも明暗
筆者はメディアに記事を寄稿しています。寄稿した記事はYahoo!ニュースなどのポータルサイトに転載され、寄稿先の企業は筆者の記事を呼び水にアクセス数を集め、広告収入を得ているわけです。その代わりに筆者は個人ブログでは実現不可能なほどの大量のアクセスを記事から集めることで、ブランディング効果や原稿料を得るメリットを享受できるわけです。
コロナ禍で毎日のように各社メディアから情報が発信され、「さぞやメディア会社も潤っているのでは?」と考える人もいるかも知れません。しかし、そうではなくとあるメディアから「コロナショックで広告コスト削減が決まり、ライターからの寄稿を当面止める」と言われてしまいました。「メディア会社は有事の時こそ稼ぎ時」のようなイメージがあるかもしれませんが、企業の取り扱うジャンルによってはこのような事態になるのです。
それでも「ピンチはチャンス」
非常事態宣言が出され、どこもかしこも「もうこの世は終わりだ」という暗雲立ち込めるムードになっています。しかし、それでも「ピンチはチャンス」だと思います。
広告費が半額になりましたが、商品によっては売上は変わらなかったり、むしろ上がることもあります。事実、ありがたいことに経営しているフルーツギフトや、英語多読オンラインスクールは盛況です。
外出自粛を要請され、自宅にこもってじっとしていたら、誰でも気持ちを吹き飛ばす希望を持ちたくなるものです。そんな時の心の癒やしや、未来への希望につながるビジネスをしているなら顧客からの支持は変わることがありません。ビジネスを仕掛ける側としては、広告費が下がった状況はプラスと捉えることができそうです。
今後、コロナ禍の事態がどう進んでいくのかは分かりません。しかし、ピンチの中にこそ大きなチャンスがあるのはどんな時でも変わらない真理。冷静に、でも大胆に進んでいければと思っています。
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