コロナ恐い恐いのお母さんたちに優しく説明しますので心を開いて読んでみて

わたしのTwitterのフォロワー数が1ヶ月で約8000増えました。テレビのワイドショーがあまりに偏向した「恐い、恐い」ばかりを煽って伝えるので、精神的に病んでしまった方々に少しでも明るい未来と思ってやってます。この28日で9000万インプレッション。1日あたり320万インプレッションです。

インプレッションというのはユーザーがTwitterでわたしのツイートを見た回数です。精神を病んでしまった人も多いので、「お前はテレビを見ないからコロナの怖さがわからないんだ」まで言われましたが、礼儀知らず以外は切々と1人ずつ対応してけっこうな数の洗脳を解いてきたように思います。お礼を言われると嬉しいので、ご本人はもとより、本日は肉親や友人にコロナ脳がいた場合のエビデンスをまとめます。

お母さんたちは自分のことよりお子さんが心配という人が多いと思います。そのために事実を知ることが大事です。

まず、テレビのワイドショーは真実を言っているか

医者としての経験もない、共立薬科大学大学院薬学研究科前期から順天堂大学大学院医学研究科後期中退!!)でいまやコロナ芸人と言われている岡田さんは別として、他に出てくる医者や嘘は言っていないと思います。ただ

ワイドショーは台本があるのです!!

司会者もゲストも芸人も、ほとんど台本に沿って話をしています。ラジオも同じですがフリートークのところは「ここで自由に」みたいに書いてあります。番組はその台本に沿って展開します。でないと時間通りに進行しません。

台本は当然、番組のプロデューサーがチェックします。つまりワイドショーは「報道」ではなくて「情報バラエティ」です。与えられた使命は「視聴率を上げること」ですので、それに集中します。よく「不景気が来たら広告も落ちるのに」という人がいますが、広告を取るは営業部の仕事ですし、いまやテレビ局は広告よりイベント会社になっています。

フジテレビは17年度には本業以外の比率が70.5%だし、TBSも小売りと不動産事業で売上を稼いでいる。当然ながらお台場のイベントは今年はできないだろうし、大恐慌が来たら不動産もへったくれもないが、部署が違うのです。サラリーマンは与えられた仕事を一所懸命にするだけです。

だからなるべくバレるから嘘は言わないようにして、視聴者が怖がる情報を集めてきてはそれを切り取って怖がるように編集して流す。前にも書きましたが

シリコンバレーで大規模抗体テストをした研究代表者が質疑応答で「確定診断者数でなく潜在的患者数も含めて計算すれば、致死率 (死亡者÷患者数)が大きく下がる。このこと(実際の致死率が低いこと)はグッドニュースといえるだろう」と延べているのに、日本のテレビ局はこう伝えました。

無症状の抗体持ちがたくさんいれば、反比例で致死率は下がってインフルエンザ程度になったといういい話をこのように報道しても間違いではない。しかし受けてる方はそうは取らないでしょ。

ニューヨークと日本では発症率も致死率も極端に日本のほうが低いのに、あたかも日本で同じことが起きるように話す。何度か書きましたが、ニューヨークは日本よりも50倍くらい致死率が高いのです。なのでまずはワイドショーは見ないこと。見るなら視聴率の関係ないNHKのニュースにしてください。ワイドショーはバラエティですので、昔の超能力番組を見る程度としてください。

コロナで子供の命が心配?

今朝のテレビでも下の方にこんなツイート


しかし、人口あたりの死者が日本の22倍もあるドイツは学校を再開しました。フランスもイタリアも再開します。イタリアは高齢者の先生が多すぎると言うことで調整するために9月です。なぜかというとデータがあるからです。

子供はコロナに最強だから! です

先日開催された専門者会議の所属する日本感染症学会のカンファレンスの中でもはっきりと

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子供は罹りづらく、罹っても重症化は稀でウイルスをほとんど出さない

と説明されています。嘘だと思ったら見てください。実際の日本の年齢別の感染者ですが


20代 感染者2430名 重症者4名 死者0
10代 感染者355名  重症者1名 死者0
10歳未満 感染者252名 重症者1名 死者0

です。

そうすると必ず「学校を休校にしたからだ」という人がいるのですが、コロナの感染ルートでもっとも多いのは「家庭内感染」です。自粛で家に引きこもっていれば家族からうつりそうなものですが、うつってないからこの数字なのです。そうすると少子化だから子供の感染者は少ないという人も湧きますがNHKの分析でも

 

となっています。人口あたりにすると突出して20代未満の感染が少ないことが分かりますよね。特に10歳未満はめちゃくちゃ感染率が低い。PCRしてないからとか言う人、家族にひとり感染者が出たら全員検査しますよ。この間、フリーアナウンサーの赤江珠緒さんがご主人と入院しましたが、お子さんはかからなかったでしょ。たとえば

「わが子は陰性、でも…」 集団感染の保育所で母親は

香川の保育園で集団感染があったのですが、保育士さん11人が感染したのに、保育士同士よりもっと抱いたり声を出したりしあう園児の感染はたったの2名でした。これだけでどれだけ子供が罹りづらいかわかると思うんですよ。

そうすると今度は「いくら罹りづらくても重症はやはりひとりいるじゃないか」みたいな人もいます。でもそうするとインフルエンザの時はどうしているんでしょう。

これはインフルエンザ単体の死者です。インフルエンザでは年間20人くらいの子供が亡くなっています。

インフルエンザ脳症、既に34例、2歳児と5歳児が死亡

しかしこれは厚労省のサイトにあるのですが

インフルエンザはそれ自体では亡くなるのは2000人くらいのものですが、合併症でほかの病気になって死ぬ人が1万人います。特に多いのが肺炎球菌が起こす肺炎です。この場合は死因は肺炎になります。

インフルエンザは薬もワクチンもあるが、コロナはないという方もいます。しかしインフルエンザのワクチンは3割(子供は6割)しか打っていないし、薬も特効薬でも何でもなく投与するとウイルスの増殖を抑えるもので、早期に投与すればせいぜい1日固短くなる程度なのです。

なにをいいたいかというと、コロナ以外にももっと恐い病気はたくさんあるのに、子供の死亡率0%のコロナが恐すぎるあまり、勉強の機会をうばってしまっていいのかということなんです。子供には未来があります。この子供のためにもお母さんは正しい知識をもって、正しく恐れることが大事だと思います。現在のとこはコロナで子供の命を心配するより、インフルエンザのワクチンを必ず接種させるほうがよほど命を守れると思います。

お母さんが無駄に怯えるとお子さんにもよくありません。なんとか事実を知って頑張って欲しいと思って書きました。

クルーズ船に乗り込んだ岩田先生も本を書かれています。


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年5月7日の記事より転載させていただきました。