音喜多駿氏とは、彼が都議だった時代にテレビ番組の収録で知り合い、豊洲市場移転問題などについて、よく連絡を取り合っていた。その後、小池都知事を支援し小池都政誕生に貢献した彼は、その後小池批判に転じ、私と、めざす方向性が一致した。
彼が、小池都知事と都民ファーストから訣別した時、「熱烈歓迎」とツイートでエールを送り、激励の小宴も開いた。その後、「日本維新の会」の国会議員になった彼とは直接話す機会はなかったが、彼の活動ぶりは、ネット等で概ね把握していた。
検察庁改正法案についても、ブログ記事を見る限り、音喜多氏は問題の所在を十分に理解しているように思えた。彼の所属する維新の会が、法案に賛成の方向と報じられていたので、彼が国会議員として責任ある行動がとれるかどうか、覚悟が試されることになると思っていた。そうしたところに、昨夜(5月17日)、Choose Life Projectのネット討論番組に、共に参加することになった。
#検察庁法改正案に抗議します で拡がった、何十万、何百万という国民の声から、私自身が圧倒的パワーを感じとっていた。そのパワーを、ネット討論を通して、何とか、音喜多氏に注入し、彼の国会での勇気ある行動につなげることができればと思い、私なりに、気合を入れてネット討論に臨んだ。
最初は、言うことがふらついている感が否めなかった音喜多氏だったが、90分にわたるネット討論の中で、私の言いたいことを十分に受け止めてくれたように思う。
検察庁法改正法案の影響を受けたことが明らかな内閣支持率急落を受けて、今週の国会での検察庁法改正案をめぐる動きは最高のヤマ場を迎える。「野党」の「日本維新の会」の動きは、結構重要だ。音喜多氏は、どのような行動をとるのだろうか。国会議員としての矜恃を失わない行動に期待したい。