地獄のロードマップとかデスロードマップなどと言われてしまったことがあるが、思っていた以上に小池さんのロードマップは順調なようだ。
6月1日に第2ステップに移行することが本決まりになっているようだから、第3ステップへの移行はその2週間後の6月15日頃になりそうだ。
通常国会は6月17日に閉会することになっているから、大方の国民の関心事は6月18日に火蓋を切って落とされる東京都知事選挙になるはずだ。
共産党は既に宇都宮氏を全面的に支援することにしたそうだから、今のままだと共産党支援の宇都宮氏と小池さんの激突になる。
激突だ、などと言っても、これではそう大きな火花が出そうにない。
ここは、やはりホリエモンの出番だろう。
まあ、若い方々がどれだけ都知事選挙に関心を持って参加してくれるか分からないが、小池さんは火花が飛び散るような激しい選挙戦の方が性に合っているはずである。
自民党東京都連の出方がまだ分からないが、自民党の東京都連まで小池さんに乗ってしまうようでは如何にも小池さんが自民党に取り込まれてしまったような印象が残ってしまうだろうから、私としてはあまりお勧めしない。
今回の都知事選挙の後のことを考えれば、激しい選挙戦を戦って勝ち抜いてこそ小池さんは光るはずである。
小池さんのためにも、ホリエモンは名乗りを上げた方がいい。
まあ、逆説的に聞こえるだろうが…。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年5月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。